着々と役の幅を広げる市原隼人

俳優の市原隼人が、15日スタートのテレビ東京系ドラマ「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」に出演する。

テレビ東京宣伝部によると、同作は、人気ウェブ漫画のドラマ化で、“おしゃれ名家”のお嬢さま・おしゃ子(矢作穂香)が理想の相手を求め、男性宅をチェックしてダメ出しする新感覚のインテリア・ラブコメディー。

市原は、自由奔放なおしゃ子に振り回されながらも見守り続ける、謎のボディガード・隠戸九雲を演じ、得意のアクションも披露するという。

「おそらく、コミカルな要素たっぷりの作品になりそうだが、以前の市原といえば、『男くさい』『硬派』というイメージの役が多かった。しかし、ここ数年、以前の市原なら考えられなかったような役をこなすことが増えている」(テレビ誌記者)

小学校5年生の時にスカウトされ、芸能界入り。最初の仕事は日清食品「スパ王」のCMでのたらこ役だった。

2001年、映画「リリイ・シュシュのすべて」で主演。04年に「WATER BOYS2」で連続ドラマ初主演をつとめるなど、早くも頭角を現した。

08年に「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」、「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」、「神様のパズル」の3本の主演映画が公開される。

そして、同年4月、3年ぶりに出演した連続ドラマ「ROOKIES」で安仁屋恵壹役を演じ話題に。翌年、同ドラマの劇場版が公開されてヒット作となり、市原にとっての代表作となった。

時が流れ、昨年、TOKYO MXなどで放送された主演ドラマ「おいしい給食」では、生徒にはあまり人気がないが給食を愛せない者が許せないほどの「給食絶対主義者」の中学教師を演じ、今年3月には劇場版が公開された。

新型コロナの影響で来年7月に公開になった映画「太陽は動かない」では、産業スパイ組織の諜報員役を演じハードなアクションに挑んでいる。

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