新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は7日、20～70代の男女4人の感染が確認された、と発表した。全員軽症で、1人の感染経路が不明という。市発表の感染者は累計336人となった。
市によると、市立井田病院（中原区）でベッドメーキングなどに従事していた、高津区に住むパートタイマーの60代女性が感染した。6月30日に家族と会食後、家族の感染が判明したため、今月3日に市内医療機関を受診。当初は陰性だったものの、5日に発熱し、再検査で陽性と分かった。女性は1日まで出勤したが、患者や職員と接触しておらず、同僚も全員陰性だった。同病院は院内を消毒し、診療を継続している。
また院内感染が起きた川崎協同病院（川崎区）に入院していた高津区に住む70代男性は3日に発熱。同病院の今回の集団感染での感染者は計10人となった。
ほかに、多摩区に住む20代夫婦も陽性と判明。自営業の夫は1日に発熱、妻は4日に発熱した。
