レアル・マドリー「今とは違うポジションをしていた」5名の選手

ここに来てバルセロナを抜き去りリーガ首位に立ったレアル・マドリー。再開後の7試合をすべて勝利で終えており、好調を続けている。

今回はそのレアル・マドリーから、かつて違うポジションでプレーしていたことで知られる5名を特集する。

セルヒオ・ラモス

昔のポジション:右サイドバック

今やレアル・マドリーの魂となった闘将セルヒオ・ラモスであるが、彼がデビューしたのはセビージャ。10代でポジションを獲得し、右サイドバックとして攻守両面に貢献した。スペイン代表でも20代前半のうちは右で起用されることが多かった。

20代後半になってからは主にセンターバックが主戦場となったが、今も時折見せる攻撃力やフリーキックなどにセンスの片鱗が窺える。

ギャレス・ベイル

昔のポジション:左サイドバック

サウサンプトンで若くして台頭したベイルは、デビュー当時サイドバックとして起用されていた。16歳でプロデビューしたときから見事な活躍を見せたが、2007年にトッテナムへ移籍してからは大怪我でキャリアが妨げられることに。

苦難を乗り越えた彼は徐々にポジションを前線へと移し、その才能をさらに開花させた。その後得点能力にも磨きをかけており、レアル・マドリーでは重要な試合でいくつもゴールを決めている。

マルセロ

昔のポジション:左サイドハーフ

フルミネンセから2007年にレアル・マドリーへと加入したマルセロ。当時まだ18歳という若さだったが、ファビオ・カペッロ監督の下でいきなりチャンスを与えられることに。

ただその後監督交代もあってしばらくは中盤での起用が中心となり、より攻撃が求められる役割に。そのポジションでもいいプレーはしていたが、後に再びサイドバックに戻っている。

カリム・ベンゼマ

昔のポジション:左ウイング

22歳でレアル・マドリーに加入して以来、ずっとストライカーとして活躍を続けているベンゼマ。どんな選手と組ませても機能し、周りを活かすことも、周りに活かされることもできるという世界でも貴重な存在である。

リヨンの下部組織で育成された彼は、18歳でトップチームにデビュー。当時はフレッジやミラン・バロシュがセンターフォワードを務めており、ベンゼマは3トップの左ウイングとして起用されている。

ラファエル・ヴァラン

昔のポジション:守備的MF

レアル・マドリーに加入してからは一貫してセンターバックとして活躍しているフランス代表のヴァラン。191cmという身長を持ちながらも豊かなスピードとテクニックを備え、万能性の高さが魅力でもある。

そのスタイルもあってか、ランスでデビューした当時はボランチでのプレー機会が多かった。逆に、同時期にユースから昇格したMFジョフレイ・コンドグビア(バレンシア)はセンターバックで出場していたことも。

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