豪雨災害、岐阜・長野も

特別警報、飛騨川が氾濫

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土砂が流れ込んだ岐阜県下呂市の住宅地=8日午前11時33分(共同通信社ヘリから)

 九州と本州を縦断するように停滞する梅雨前線の影響で大雨の範囲が拡大し、気象庁は8日、岐阜、長野両県の一部自治体に一時、大雨特別警報を発表した。岐阜県下呂市では飛騨川が氾濫。道路の寸断で孤立する地域があった。九州も河川の氾濫が相次いだ。九州は死者56人、心肺停止2人、少なくとも行方不明者13人に上った。

 気象庁によると、西日本から東北は9日にかけて非常に激しい雨が降る恐れがあり、災害への厳重な警戒が必要だ。中本能久予報課長は8日午前の記者会見で「雨の中心は東海に移っているが、まとまった雨が降る地域は前線沿いで変わる可能性がある」と述べた。

大雨により増水した飛騨川=8日午前7時28分、岐阜県下呂市