不完全燃焼っす【駅ぶら03】京浜急行97

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京急大津駅から馬堀海岸駅に向かいます。この区間も基本的に海側は平らで、山側に丘陵部分があります。

京急大津駅から1.1kmで馬堀海岸駅です。相対式ホーム2面2線。ホームはほぼ直線ですが浦賀側で少し右にカーブしています。下りホーム手前に階段があります。1986年(昭和61年)以前に使われていた旧駅舎の床面と階段が残っているのです。

ここからは【駅ぶら】カットになります。上りホーム、浦賀方面を見ています。

品川方面です。かつての駅階段は上りホームの品川側でした。

駅名標。カメラ位置をいろいろ工夫しましたが蛍光灯の反射が映り込まないポジションがとれません。

ホームに行って下から撮ると下部に反射が移動するのです。京急本線の駅で駅名標がちゃんと写せなかったほとんど唯一の駅です。

駅名標は諦めて、駅の歴史に進みます。1930年(昭和5年)湘南電気鉄道の駅として開業しました。京浜電気鉄道、戦時中の大東急時代を経て、戦後1948年(昭和23年)京浜急行電鉄発足とともに京急の駅になっています。1986年(昭和61年)駅舎改築で現在の形になりました。

これは上りホームの背後。エレベーターから撮りました。架線柱の位置も含めて線路が敷ける余地があります。この不思議な隙間が何なのか、ネットで調べた範囲では不明です。

改札口に行きます。

改札口の外は階段とバリアフリーのスロープになっています。

駅出入口正面です。

ここで、悩みました。馬堀海岸駅付近にコレと言って撮影する様な素材が見当たらないのです。古い商店街や歴史的なものも特にありません。

京急さんのホームページから引用します。

駅名のとおり、当時は駅のすぐ近くを走る国道16号線に沿って、砂丘が長く続く美しい海岸線が広がっていた。夏になると、東京などから多くの海水浴客が訪れてにぎわっていた。しかし、埋め立てによって美しい砂丘は消え、防波堤に沿って走るバイパスと分譲住宅ができた。

この記述で不明なのは、馬堀海岸駅の400m以上北を走る現在の国道16号線が、上の文章に出てくるバイパスということなのでしょうか。では、オリジナルの国道16号線は、現在の県道209号線?

良く分からないので、新興住宅街の間を海まで歩いて行くのも些か懶(ものう)い気分です。

その様な事を考えながら駅前でボンヤリしていました。ふと、目の前にあった石造りのベンチが魅力的でした。ローマ風のレリーフです。どこから持ってきたのか気になります。冷たくて硬いので座り心地は期待できませんが。

結局、馬堀海岸駅での【駅ぶら】は不完全燃焼のまま、京急本線最後の浦賀駅に向かう事にしました。

【駅ぶら03】京浜急行98 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)