みんなでプラスワン! Vol.29

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■美(うるわ)し滋賀 明るき滋賀
滋賀県知事
三日月 大造

♪「比良(ひら)の峯(みね)ゆく白い雲緑に映える琵琶の水」で始まる『滋賀県民のみな歌』。皆さん、ご存じですか?
この歌は、昭和29年(1954年)、滋賀県庁前に「滋賀会館」※1が竣工することを記念し制定されました。歌詞には湖国の風景と県民の気概が記され、それをリズミカルなメロディが包んでくれています。
作曲された古関裕而(こせきゆうじ)さん※2は、今期のNHK連続テレビ小説『エール』の主人公のモデルです。
古関さんは、戦時中から歌謡の名曲を次々と出され、『長崎の鐘』をはじめとする映画や舞台の音楽、大学の応援歌など、幅広い分野にわたり、生涯5000以上もの曲を作られています。夏の甲子園でおなじみの『栄冠は君に輝く』など、多くの人びとの心に残る名曲をたくさん作られており、まさに日本を代表する作曲家と言えるでしょう。
古関さんの生家の近くにあった福島教会は本県ともゆかりの深いヴォーリズの設計です。ヴォーリズが日本に紹介したハモンドオルガンを愛用されていたご縁もあり、昭和27年(1952年)には近江兄弟社学園※3で演奏会を開かれたこともあるそうです。彦根東高校の校歌も古関さんの作曲です。
『滋賀県民の歌』を口ずさみながら、豊かな滋賀の風土や歴史、その中で生きてきた人びとに心をいたしています。あたたかい気持ちになりますね。
皆さん、暑さやコロナ、災いにまけず、頑張りましょう!
※1…まもなくNHK放送会館竣工予定!
※2…本名/古関勇治
※3…現ヴォーリズ学園

◎県広報誌「滋賀プラスワン」は、点字版・音声版でも配布しています。音声版の「みんなでプラスワン!」のコーナーは三日月知事の朗読によりお聞きいただけます。