彼の言動は危険かも?自分の身を守るために知っておきたい7つのこと

彼のことを、「私の彼、束縛はキツくてよく怒るんだけど、私のことが大好きで、やさしいときはめちゃくちゃやさしいの」などと言う人は、要注意かもしれません。

実は、気づかない間に精神や肉体にダメージを与える「デートDV」の沼にハマってしまう女性は意外と多いのです。

「絶対そんなハズない!」という人も、まずは冷静な目で彼をジャッジしてみませんか?

今回は、エスカレートする可能性のある「危険性の高い彼の言動7つ」をご紹介します。

1. 常に行動を監視

「いま、どこ?」と、頻繁に電話やメールで尋ねたり、「写真を撮って送って」と頼んでくるような場合は、監視が厳しいと言えるでしょう。

好きであれば、相手の居場所や相手が何をしているかは気になるものです。

でも、あまりにも頻度が高いと、それは度を越して「監視」になります。

相手を監視したがる人は、相手を自分のものにしたいという欲求が高く、自分の言うことを聞かない場合には逆上するといったケースも多いようです。

2. 家族や友人を悪く言う

家族や友人のことを悪く言い、仲を裂こうとする男性にも要注意です。

あなたが誰かの悪口を言ったとき、あなたが悪いにもかかわらず相手のことを貶すような男性は、人間としてもオススメできません。

こういった男性は、周囲との溝を作り、自分だけが彼女のヒーローでいようとする欲望があることが多いようです。

そして、そのヒーロー欲が満たされないときには、彼女が悲しむようなことをしてはやさしく慰め、欲求を満たしていくという最低なケースも少なくありません。

3. 約束を破らせる

友達や家族と約束しているのを知っていて、「今日は体調が悪い」と言ってみたり「一緒に居たい」と言ってみたりする男性にも注意しましょう。

約束の時間の前になると、些細なことでケンカを仕掛けてくるようなケースもあるようです。

約束を破っていくうちに、友達や家族からも信頼を失って孤独になりますし、そのうち、自分自身も約束をするということが面倒になるなど悪影響があります。

4. すぐに怒る

些細なことですぐに怒る男性も、要注意です。

人間は、頻繁に怒られると「自信」や「やる気」に影響する可能性が高く、無気力になる傾向にあります。

「お前のせいだ」などと言われ続けると、自分のせいではなくても自分のせいだと考えるようになり、自分を責めるようになってしまいます。

些細なことで怒るような男性は、許容範囲や世界観が狭く、何事も自分が中心でなければ気に入らない自己中心的な人が多いようです。

5. 感情の浮き沈みが激しい

怒ったかと思ったら急にやさしくなったり、笑っていたかと思ったら急に泣いていたりというような、感情の浮き沈みが激しい人も要注意です。

こういった男性は、自分の感情次第で相手を振り回す傾向があり、自分の感情に振り回されている周りの人たちの反応を楽しんでいるケースも少なくありません。

無意識であってもなくても、彼氏の感情に振り回されて怒られたりやさしくされたりしていては、女性の情緒が不安定になってしまいます。

6. 連絡先を消去させる

友達や家族と何かあったと話したことをキッカケに連絡先を消去させたり、彼氏が一方的に悪口を言いはじめて連絡先を消すよう指示したりする場合には注意が必要です。

友達や家族がよほどのことをしていれば話は別ですが、人とのつながりを簡単に切ってしまうような彼氏の行動は、人間としても問題があると言えます。

こういったことをする男性は、「彼女が自分だけのもの」だと満足感を得るために、わざと周囲との関係を疎遠にして孤独につけこむというパターンが多いようです。

7. 彼女の活躍を喜ばない

彼女がステップアップのために勉強しているのに邪魔をしたり、彼女が昇進しても喜ぶどころか「お前で大丈夫か?ドジなのに」と貶したりする男性も要注意です。

こういう男性といると、自分のステップアップができず、夢を諦めさせられるようなことにもなりかねません。

女性としても人間としても、きちんと尊重してくれる男性を選びましょう。

当てはまる項目が多い場合は?

今回紹介した「7つのこと」は、平穏なお付き合いを難しくするものばかりです。

当てはまる項目が多い場合には、ある日を境に態度が急変する可能性や、あなたに精神的ダメージを与えることが無意識に喜びとなっている可能性が高いでしょう。

よく彼の様子を観察し、やはり「7つの言動や行動」に当てはまると感じた場合には、別れも視野に入れて、今後のことをよく考えてみましょう。

彼は治らない

あなたに対する暴力や度を超える束縛も、相手にとっては「愛」であり、愛情表現だというケースが多いようです。

そのため本人は、注意されてもどうして自分が悪いのかわからず、やさしくしたり暴力的になったりを繰り返してしまいます。

こういった根っこの部分を矯正するには、心理学や矯正に詳しいプロでさえ、年単位の時間が必要です。

やさしさや愛でどうにかしようと考えるのはとても危険なため、プロにお任せするようにしましょう。

彼のところへは戻らない

精神的に支配されている女性に多いのが、せっかく彼と別れられたのに、また彼のところに戻ってしまうというパターンです。

別れを繰り返していくうちに、暴力や束縛が酷くなっていくケースが多いので、彼のもとへは戻らない強い意思を持ちましょう。

どんな別れでも、いざ別れてみると、楽しかったときの思い出や相手の笑顔、やさしくしてくれたことなど、良かった一面を思い出してしまうことがあります。

でも、それ以上につらかったことや彼からの理不尽な行為もしっかりと思い出し、判断を誤らないようにしましょう。

まとめ

大好きな彼のことだからこそ、うすうす気づいてはいても、目を反らしてしまうことがあります。

けれど、理不尽な言動はエスカレートする可能性が高く、あなたや周りの人を傷付けることも少なくありません。

今回紹介したようなことを冷静にチェックし、彼との明るい生活が見えるかどうかを想像してから、今後のことを判断するようにしましょう。

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