24時間テレビ43「愛は地球を救う」“43回目”ではなく“新しい日常での1回目”

(C)日本テレビ

7月6日(月)、この夏で第43回を迎える「24時間テレビ43」の制作発表記者会⾒が⾏われた。メインパーソナリティーに就任することが同日の情報番組「スッキリ」および「ヒルナンデス︕」で発表されたばかりの井ノ原快彦(V6)、増田貴久(NEWS)、北⼭宏光(Kis-My-Ft2)、重岡大毅(ジャニーズWEST)、岸優太(King & Prince)の5人、24時間テレビサポーターの徳光和夫、総合司会としてタッグを組んで7年目となる⽻⿃慎⼀、⽔⼘⿇美(日本テレビアナウンサー)が会⾒に参加。新型コロナウイルス感染拡大防⽌のため、出演者のいるスタジオと記者席を中継でつないでのリモート会⾒となった。

キャプテンを務めるのは最年⻑の井ノ原。「24時間テレビは今年で43回目ということで、物心がついた頃にはもう24時間テレビは当たり前のように毎年放送されていました。10代とか20代の時は⾃分に⾃信がなくて、『なんだ俺全然頑張れてないな』とか思いながら⾒ていて、すごく番組がキラキラして⾒えて、そのキラキラがつらい時もありました。『あんなに頑張れてないよ』って…。」とこれまでのキャリアを振り返る。「でも⾯⽩いなと思うのが、やっぱり年代とともに⾒⽅が変わってくるということですね。30代になったときに『何かできるんじゃないかな』とか『募⾦始めてみようかな』とか、今40代になってみるともうただただ頑張っている人を⾒ると泣けてくるし、何か応援してあげたいって気持ちなんです。今回は20代30代40代とグループの垣根を越えて集まったわけですけれども、それぞれのリアルな気持ちでぶつかっていけたらなと思います。」と笑顔を⾒せた。メンバーのチームワークについては「まだこのメンバーで食事したりしたことがないので、ここから関係性を作っていきたい」と笑いつつ、視聴者に向けて「⾒てくださいというより、⼀緒に作り上げていきたい。ご協⼒、よろしくお願いします。」と呼びかけた。

副キャプテンを務める増田は4年ぶり3回目の就任。「今回は本当にいつもと違った形になると思うんですが、皆さんと⼀緒にこれから何ができるのか、『どんなふうに動いたらもっともっと明るい明日が未来が待ってるんだろう?』ということをこれからどんどん探して、動いていきたいなと思っています。」とコメント。同日放送された「スッキリ」で、⾃身の副キャプテン就任発表に先駆けて⽔⼘がMCの加藤浩次から副キャプテンに指名されていたことに触れ、「僕が⼀番驚いていると思います。『あとから変なやつ来たな』とか思ってません?」と指摘。⼀⽅の⽔⼘は「加藤浩次さんから『やりなさい』と言われましたので…」としつつ「副キャプテンの座をかけて何かで対決しましょう」と会場の笑いを誘った。

北⼭、重岡、岸の3人は初のメインパーソナリティー就任。例年から大きく⽅向転換し、キャッシュレスでの募⾦を強化、毎年恒例の公道を使ってのチャリティーマラソンは実施しないなど、「新しい24時間テレビ」に臨むにあたり、北⼭は「⾃分たちができることを模索して、スタッフさんたちと考えて、いまできることを頑張りたい」と話し、重岡も「とにかく安全第⼀で、温かい番組作りに貢献できれば」と語る。岸は「番組を通じて心が動く瞬間のお手伝いをしたい」と決意を新たに語った。

世代とグループの垣根を越えた、今回の24時間テレビのための特別な布陣となったメインパーソナリティーの5人。キャプテンの井ノ原も「共通点があまりない」という。しかし最年少の岸が「後輩の僕が言うのも失礼になっちゃうかもしれないんですけど」と前置きしつつ「皆さん笑顔がかわいくて。だから映像越しにポジティブさやかわいさは届けられるなと確信しました」と持論を展開。「岸くんもかわいいよ」と4人から褒められると、「僕も含めてです」と笑顔で即答し、会場を沸かせた。

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この会⾒で情報解禁となった今年のチャリTシャツのデザインは現代アーティストの小松美⽻(こまつ・みわ)が担当。国内外で個展を開催、大英博物館にも作品が所蔵されている今世界が注目するアーティスト。『希望』と『祈り』をテーマに、守護の象徴である「狛犬」と平和と祈りの象徴の鳩を迫⼒のあるタッチで描いたもの。小松はデザインについて「数年前、私はイスラエル側からヨルダンを眺めていた。国境線に流れるヨルダン川と機関銃を携える両国の若い兵⼠達。ふと、ヨルダンからイスラエルの兵⼠小屋へと⾶び⽴つ⼀⽻の⽩い鳩が太陽光と重なった。『ああ⿃には国境がないの』と胸が熱くなりました。誰かが引いた線を取っ払い動き出す先へ、未来に向かう私たちに狛犬は寄り添ってくれます。」とコメントを寄せた。

チャリTシャツは7月10日より日テレ屋、全国のイオングループの店舗、および24時間テレビチャリティーグッズ通販サイトやイオンスタイルオンラインなどのウェブサイトにて取り扱い開始。また、今年のテーマ、「動く」の題字は大河ドラマ「麒麟がくる」で話題を集めた書家の中塚翠涛(なかつか・すいとう)が担当。制作にあたり中塚は「日常⽣活が大きく変わり、世の中の流れが⼀時的に⽌まってしまった今、これまでの価値観を修正する大きなチャンスでもあるのかなと考えています。『動く』といっても⼀人⼀人いろんな動き⽅があります。軽やかな風、心に吹き抜けるような風をイメージしながら、強く、ぶれない意志を持って、どんな状況でも⾃分の出来ることを⼀歩ずつできるように。⼀人⼀人が、⼀人⼀人の動きが新しい道につながっていくような思いを込めて書かせていただきました。」とコメントを寄せた。

**【24時間テレビ43】テーマは「動く」 **

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日本そして、世界を覆う新型コロナウイルスの影響。私達の⽣活は、コロナ以前と以降ですっかり変わってしまいました。ライブもお芝居も旅⾏も、仲間と語りあう時間さえもSTAY してしまったこの数か月。しかし、日常は少しずつ形を変えながらも、新しい⼀歩を確実に踏み出し始めています。こんな時だからこそ、離れていても、心通わせて動き出そう、そんな思いが今年のテーマには込められています。メインパーソナリティーは、グループの垣根を超え世代を超えて集まった井ノ原さん、増田さん、北⼭さん、重岡さん、岸さんの5人。それぞれがしっかりとした“⾃分の考え”を持つ、個性豊かなメンバーとスタッフ⼀同心をひとつにして「43回目ではなく、新しい日常での1回目」、そんな決意で「新たな24時間テレビ」をお届けします。

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**【放送日時】 **

2020年8月22日(土)、23日(日)

**【出演者】 **

●メインパーソナリティー

井ノ原快彦(イノハラ ヨシヒコ)5年ぶり3回目

増田貴久 (マスダ タカヒサ)4年ぶり3回目

北⼭宏光 (キタヤマ ヒロミツ)初

重岡大毅 (シゲオカ ダイキ)初

岸 優太 (キシ ユウタ)初

●24時間テレビサポーター

徳光和夫(トクミツ カズオ)

●総合司会

⽻⿃慎⼀ (ハトリ シンイチ)

⽔⼘⿇美 (ミウラ アサミ) 日本テレビアナウンサー

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