【ラ・リーガ】ネイマールのバルサ移籍問題が決着 CASがサントスの訴訟を棄却

スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、2013年のネイマールに関してサントスが起こした訴訟を棄却すると発表した。

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サントスは2015年バルサがネイマールの父とファミリー企業N&Nに対し、5700万ユーロ(約69億円)で契約をする前に金銭を支払ったことを受け、6130万ユーロ(約74億円)の損害賠償金を求めていた。しかしCASは不正行為はなかったと判断し、サントスの訴訟を棄却。バルサの弁護士費用2万スイスフラン(228万円)を支払うように命じている。

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ネイマール問題が解決し、バルサは声明で「CASは、サントスとネイマールの契約は双方の合意によって終了し、私たちが同選手の父親とN&Nに対し追加で金銭を支払った際に、移籍に関する契約を無視していなかったという答えを出した」と発表。「私たちはネイマールと事前契約に合意した時も、サントスと移籍について契約した時も、一切不正は行っていない」と続けている。サントスも声明で、「この移籍によって間際れもなく傷ついた。後悔はしているが、決定を尊重する」と述べた。

ネイマールのバルサ移籍問題が決着

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