ビートルズのリンゴ・スターがBlack Lives Matterやブラックカルチャーについて語る

7月7日に80歳の誕生日を迎えた元ビートルズのドラマー、Ringo Starr(リンゴ・スター)。彼はハリウッドにあるキャピタル・レコードにて毎年バースデイパーティーを行っていたが、今年はYouTubeで自分の誕生日を祝った。  

YouTube企画では、過去のパフォーマンス映像や、数々の著名人からのバースデーメッセージ以外にも、Sheila E.やDave Grohlによるカバーも披露されており、リンゴ・スター自身もドラムを叩いている。そんななか、リンゴ・スターはBlack Lives Matterや、ブラックカルチャーからの影響についても話している。

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「社会における不公平や不当なシステムに対して我々ができるのは、立ち向かい、声を上げることだ。初期のビートルズがアメリカのアーティストから影響を受けていたのは言うまでもないだろう。俺たちはレイ・チャールズが大好きで、リトル・リチャードは俺のヒーローだった。スティーヴィー・ワンダー…シスター・ロゼッタ・サープのライブをキャビンで観たよ。そして俺の義理の父が一番好きなアーティストでもあるビリー・エクスタインなど。他にもたくさんいる。」  

Black Lives Matterに関して、社会に起こっている不公平や不当なシステムに立ち向かうことの重要性、アメリカのジャズ、ソウル、R&B、ファンク、ロックなどのブラックカルチャーから大きな影響を受けたと語ったリンゴ・スター。こちらのバースデイパーティによって集められた寄付金は、Black Lives Matter Global Network、the David Lynch Foundation、MusiCares、WaterAidなどの団体に分配されると発表されている。

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