粗鋼生産、過去2番目の低さ

7~9月期、27.9%減

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 経済産業省は8日、7~9月期の粗鋼生産量が前年同期比27.9%減の1770万トンになるとの見通しを発表した。データが残る1980年以降では、リーマン・ショック直後の2009年1~3月期(1760万トン)以来、四半期ベースで過去2番目の低さとなった。コロナ拡大によって建築や製造業向けの需要が大幅に減った。

 国内では、公共工事が見込まれる土木関連で底堅い需要を見込む一方、住宅向けが低迷する建築関連や、生産調整が続く自動車関連の落ち込みが下押し要因。輸出も低調に推移する見通しだ。

 担当者は「今の段階で7~9月期が(需要の)底だと言うことは難しい」と指摘した。