長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)で5日、食虫植物に餌を与えるイベントがあり、参加した家族連れなど約20人が、めったにできない体験を楽しんだ。
参加者は、スタッフから6種の食虫植物の解説を聞いた後、「ハエトリソウ」(全長約5センチ)への餌やりに挑戦。虫の代わりに、細かく切ったゆで卵をピンセットで与え、捕食葉を閉じて食べる様子を興味深く観察した。
初めて餌やりを経験した松浦市立志佐小4年の立石百桃(もも)さんは「植物なのに、食べるのがすごいと思った」と笑顔で話した。
今後、同園内の観賞温室前特設テント(雨天時は観賞温室内)で、7、8月の毎週日曜と祝日の午後1時から1時半まで実施する。申し込み不要。参加は無料だが、入園料が必要。問い合わせは同園(電0956.28.0011)。
食虫植物へ餌やり挑戦 佐世保・森きらら
- Published
- 2020/07/08 23:33 (JST)
- Updated
- 2020/07/09 10:37 (JST)
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