終点浦賀駅に到着【駅ぶら03】京浜急行98

馬堀海岸駅を出発。横浜横須賀道路の高架がとても大きいく感じられます。観音崎の半島を北から南側の付け根、浦賀に南下して行きます。この半島の先っぽに横須賀美術館があるのです。浦賀から路線バスで15分観音崎、バス停から歩いて5分。行っちゃおうかな。

京急本線で最後の「23」番トンネルがありました。馬堀トンネル、長さは347.015m。浦賀駅に到着。馬堀海岸駅から、1.3km。

品川駅から普通電車浦賀行で、55.5km、2時間半くらいかかりました。何と言っても途中での緩急接続が多く、待ち時間も長かったのです。朝夕のラッシュ時に運転される特急電車ならば品川駅までちょうど1時間ほどです。

ちなみに京急さんはドイツRAWIE社の高性能バッファーストップを採用しています。国内私鉄では、他に小田急、西武、長野電鉄さんが採用しています。

ホームから品川側を見ています。ホームがカーブしています。

こちらは終端部側。駅出入口は終端部側にあります。

終端部側にキロポスト(品川駅から55.5km)がありました。

駅名標。1930年(昭和5年)湘南電気鉄道によって開業されました。京浜電気鉄道、戦時下の私鉄統合による大東急時代を経て、1948年(昭和23年)の京浜急行電鉄発足で京急の駅になっています。1957年(昭和32年)まで現在の駅前広場、バスターミナルの部分に駅舎がありました。1957年、駅舎はホームの南側の築堤上に移されて新築されました。地上、バスターミナルとは階段・エレベーターで連絡しています。さらに以前は、駅前の県道を越える鉄橋があり引き上げ線が設けられていました。堀ノ内駅から分岐している久里浜線が開通する前、浦賀駅から久里浜方面に線路を延伸する計画があった名残でした。

改札口はホームの終端側、階段・エレベーターで階下に降ります。

コンコースの正面がメインの改札口、右側改札口はホーム西側の京急ストアに直接つながっています。

メインの改札口を外から見ると分かり易いですね。左奥に京急ストアが見えます。

地上に下りる出入口が左、元駅舎のあったバスターミナルと駅前の県道が見下ろせます。正面の駐輪場にかつては引き上げ線がありました。

駅出入口を正面から見ています。奥の築堤の上に駅舎があります。

県道を越えた駐輪場から浦賀駅全体を写しました。

さて、【駅ぶら】撮影は、再訪することになります。この日(2020年1月16日)は前面展望を撮るためにあえて曇天を選びましたが、浦賀の海を撮るにはやはり太陽が欲しいからです。

次回の【駅ぶら】は2月21日に撮った浦賀の青い海です。

【駅ぶら03】京浜急行99 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

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