福島県内で4064世帯に「避難勧告」 東北線などで運転見合わせ

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 県内も大雨となり、いわき市や須賀川市など12市町村に一時、土砂災害警戒情報が発令された。須賀川市など4市町村は計4064世帯、9688人に避難勧告を発令。5市町村10カ所に避難所が開設され、6世帯8人が避難した。

 気象庁によると、富岡町で午前10時43分までの1時間に49.5ミリの雨量を観測。石川町や古殿町では午後1時20分までの6時間の雨量が97.5ミリと78.5ミリに達し、いずれも7月の観測史上最多となった。

 避難勧告が出たのは須賀川、石川、棚倉、川内の4市町村。避難所は白河市にも開設された。県によると、8日時点で、死者や行方不明者などの人的被害は確認されていない。

 県道は富岡町の広野小高線など3カ所が冠水した。玉川村の須賀川二本松自転車道線は9日まで通行止めが続く予定。

 JR東日本によると、東北線や磐越東線、常磐線、水郡線の一部区間で最大約7時間にわたって運転を見合わせた。計33本が運休、計16本に遅れが生じ、約1840人に影響が出た。

 阿武隈急行も卸町―福島間で上りが遅れ、24人に影響した。