10歳未満、県内初感染 佐野の40代女性も陽性 新型コロナ 計90人に

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県内の新型コロナウイルスの感染者数

 県と宇都宮市は8日、佐野市在住の40代女性、宇都宮市在住の10歳未満の男児が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。10歳未満の感染は県内で初めて。県内の感染確認は計90人となった。

 佐野市の女性は4日、東京都新宿区で舞台を知人と共に観劇。6日に38度台の発熱や倦怠(けんたい)感、頭痛の症状があった。同日は同市内の工場に勤務していた。

 7日、舞台のホームページで出演者から感染者が出たと発表があったため、同日に帰国者・接触者外来を受診。PCR検査の結果、8日に陽性が判明した。現在の症状はない。濃厚接触者は同居する夫、長男、長女と、知人の計4人。家族は県が9日以降に検査を実施。知人は都内の管轄保健所へ検査を依頼する。職場などでの濃厚接触者は調査中。

 一方、宇都宮市の男児は7日に感染が確認された30代男性の息子。濃厚接触者として8日に検査を受けた。現在、症状はない。家族以外の濃厚接触者はいないという。

 父親の30代男性は6月29日に出席した県内の勤務先の会議で、3日に感染が判明した埼玉県の取引先の1人と接触があった。

 男性は4日に37.7度の発熱があり、同市内の医療機関を受診。同日夕、取引先から感染の連絡があったため、5日に同市の委託医療機関で検査を受けた。取引先との会議は約1時間半行われ、全員マスクを着用していたという。同席していた同僚3人については調査中。

 県と同市は8日、PCR検査を計39件実施した。累計検査件数は8503件。退院は74人。