実録・実在・恐怖の村第2弾!『犬鳴村』に続く清水崇監督『樹海村』 海外ビジュアル公開!! 赤富士にゾッ……

『樹海村』©2021 「樹海村」製作委員会

実在の心霊スポット“旧犬鳴トンネル”の近くにあるといわれる、地図にない村を舞台に繰り広げられ、日本中を震え上がらせた清水崇監督作品『犬鳴村』(2020年)。そのシリーズ第2弾として選ばれたテーマは “迷いこんだら生きては出られない“富士の樹海”を舞台とした新作『樹海村』が2020年7月11日にクランクインする。

富士の樹海は、今から約1,100年以上前に富士山大噴火で流出した青木ヶ原溶岩流を覆っている広大な森で、そのなかには 70個以上の溶岩洞穴があり、「コンパスが効かない迷いの森」、「入ると何者かに襲われる」、「様々な怨念を持ったヤバい村がある」と、聞くだけでゾッとするような様々な都市伝説が飛び交っている。そんな樹海を、Jホラーの巨匠清水崇が取り上げるというのだから、これはただごとで済むはずがない……!?

本作は『ミスミソウ』(2018年)で映画初主演を果たし、『小さな恋のうた』(2019年)ではヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞するなど近年の活躍が目覚ましい山田杏奈と「昼顔〜平日午後 3 時の恋人たち〜」(2014年)でドラマ初出演、『くちびるに歌を』(2015年)では合唱部員役で歌声を披露し、『下忍 赤い影』(2019年)では時代劇に出演するなど多岐に渡り活躍する山口まゆのW主演。

『樹海村』山田杏奈(左)、山口まゆ(右)

山田は「普段ホラー作品自体もあまりみていなかったのですが、最近は準備の為ホラーばかり見てます(笑)。清水監督の作品はもちろん、おすすめしてもらい『シックスセンス』や『降霊』など見ました。こういう話をやらせて頂くのは初めてなので少し緊張していますが、良い意味でいつもどおりできたらなと思ってます。』と、初のホラー映画に前向きなコメント。清水監督作品には2回目の参加となる山田は「再び清水監督の作品に参加させて頂けること、本当に嬉しく思っています。精一杯努められるよう頑張ります。」と語る。

『樹海村』©2021 「樹海村」製作委員会

また同時に海外版ビジュアルも3枚公開、そのタイトルは『SUICIDE FOREST VILLAGE』。どのポスターからもジメジメとした恐怖が迫ってくるような恐怖感が伝わってくる。

『樹海村』©2021 「樹海村」製作委員会
『樹海村』©2021 「樹海村」製作委員会

清水監督は「「村」シリーズ第2弾と呼称される事になった次の題材は、富士の樹海……ともすれば、人の生活臭や歴史の無い地で、前作のようなドラマや恐怖をどこまで追い求められるのか? 猛暑と新型コロナウイルスの余波への対策……かつて無い新たな苦戦を強いられていますが、ヒットによるシリーズ化の悪しきルーティーンとならないよう、心して地獄巡りの撮影旅行へ出かけて参ります。目に見えない恐怖、それによって人が人をどう駆り立てるか?……奇しくも妙なリアリティを孕んでしまった世界に対して、劇作の娯楽映画がどう立ち向かえるか? も見届けられればと思っています。」とコメント。

そしてなんと清水監督の『犬鳴村』の村民代表からもコメントが! 「次の舞台が、あの樹海と聞いてゾッとしています。なぜなら村民旅行で出掛けた際に行方不明になったものが何人かいて、捜索願いを出していたので……。帰ってこれた村民はちゃんと(新型コロナウイルスの)抗体検査を受けてますので、いつでも出演可能です!」とのこと。

本作は万全な新型コロナウイルス感染予防対策が取られ、2020年7月11日にクランクイン予定。どんな恐怖を見せてくれるのか……今後の続報に期待したい。

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