関東島原半島会 東京の福祉施設やJ2大宮へ手延べそうめん贈る

福祉施設に南島原の特産品そうめんを手渡す関東島原半島会の平野相談役(左)=東京都国分寺市、にしき苑

 平安時代の故事に由来する「そうめんの日」(7月7日)に合わせ、首都圏在住の島原半島出身者でつくる関東島原半島会(福田学会長、1300人)は、東京都の福祉施設などに南島原市の特産品「島原手延べそうめん」を贈った。
 コロナ禍の中、施設職員らの無病息災を祈り、そうめんを届けようと企画。1日は特別養護老人ホーム「にしき苑」(国分寺市)の入所者や職員約120人の食事用として約12キロを贈り、3日には日本健診財団東京本部(杉並区)の受診者約500人に約40キロを配った。このほか、高木琢也監督(南島原市北有馬町出身)率いるサッカーJ2大宮にも約15キロを寄贈した。
 同会の平野康博相談役(70)らは「7日にそうめんを食べると病気にかからないという言い伝えがある。コロナに負けないよう故郷の特産品をお届けした。おいしいそうめんを食べて健康な体をつくってください」と話した。

© 株式会社長崎新聞社