恋愛が下手?ウブ?「女子校出身あるある」7選

「女子校出身者は、共学出身者よりも恋愛が下手」だというイメージを持っている方は多いと思います。

この言説は単なる都市伝説なのか、というとそうではありません。女子校出身は、圧倒的に男子に慣れていない人が多いため、過剰に意識したり幻想を抱いたりすることがよくあるのです。

今回は、女子校出身の方にありがちな「恋愛あるある」をご紹介していきます。

 

「女子校出身の恋愛」あるある1 すぐに「私に気があるのでは」と思う


女子校出身者は、共学出身者に比べて、圧倒的に男性慣れしていない傾向にあります。

そのため、人として当然のちょっとした優しさを見せられたときでさえ、「私に気があるのでは」と感じてしまいがちなのです。

ある女子校出身の女性がこんなことを言っていました。「ほとんどの男性は、私に気があるみたいに感じる」と。

勘違いかもしれませんが、こう思えることは、ある意味幸せなことなのかもしれません。

 

「女子校出身の恋愛」あるある2 大学に入ったとたん、一癖ある男性に惹かれる


中学、高校を女子校で過ごした女性にとって、大学はとてもエキサイティングな場所です。なぜなら、男性がいるからです。共学出身者にとっては当たり前の「教室の異性がいる」という状況が、女子校出身者にはとても刺激的なものに思えます。

ただし、「女子校出身=ウブ」というわけで必ずしもありません。女子校は男子との出会いがなく、男子校は女子との出会いがありませんから、近くの女子校・男子校は合コンを盛んにしていたりします。そのため、女子校出身者でも恋愛経験を積んでいる人は一定数いるのです。ですが、部活に打ち込んでいて合コンなどには興味がなかったり、交友関係の派手な友達が少なく誘われなかったりする女性も当然います。

後者の女性にとっては、とくに大学がエキサイティングな場所に見えるのです。

恋愛経験がほとんどないどころか、男性と話したこともほとんどない女性が、ある日いきなり男性と机を並べることになったら、どうなるでしょうか? 善良で誠実で素敵な男性に恋をする、ということにはなかなかなりません。

多くの恋愛経験のほとんどない女子校出身者は、口だけのチャラ男、女性に慣れている浮気者に惹かれて、痛い目にあってしまうのです。しかし、それもひとつの経験でしょう。痛い目を見たあと、見る目が磨かれて素敵な男性と付き合うことになった、というケースは多々あります。

 

「女子校出身の恋愛」あるある3 友達の彼氏に文句つけがち


「女の友情はもろい」なんていうのは戯言(ざれごと)です。

多くの女子校出身者たちは、心の奥では、女子との友情を恋愛よりも大切にしていたりします。そのため、大好きな友達に彼氏ができたときは見る目が厳しくなりがちです。

「その人大丈夫なの? 〇〇にはもっと良い人がいるはずなのに」と友達の彼氏に文句をつけたことから、友達との仲が険悪になる、ということも起こります。

ただ、友達の恋愛については厳しい目を持てるにも関わらず、自分のこととなると、盲目状態になっている、というのもあるあるです。

 

「女子校出身の恋愛」あるある4 男性に媚びることを過剰に恐れ、フラットに仲良くなりづらい


女子校出身者は、女子とのつながりを大切にしていて、女性と男性の前で態度を変えたり、男性に媚びたりする女性を下の下だと考えているふしがあります。

女性の前と男性の前とで態度を変えてはいけない、という意識が過剰に強いため、逆に男性に冷たくしてしまったり、距離をとってしまったりもしがちです。

そのため、男性の友達ができにくかったり、男女がいる場所でも女性同士だけでつるんでしまったりします。

 

「女子校出身の恋愛」あるある5 男子校出身者と仲良くなりやすい


女子校出身者は、男子校出身者と仲良くなりやすい傾向にあります。理由はふたつあります。

ひとつは、前述したように、女子校の生徒と男子校の生徒で合コンをしたり、学園祭を行き来したり、という交流があるためです。もうひとつは、メンタリティが似ているために、仲良くなりやすい、という理由もあります。

女子校出身者と男子校出身者には、「教育にうるさい親の元で生まれ、小学校から受験勉強をしていた」「異性が少ない環境で長時間過ごし、異性に幻想を抱いている」などの共通点があるため、自然と仲良くなりやすいのです。

社会人になってからしばらく経っても女子校育ち特有の恋愛観を引きずっている女性は、とくに男子校出身者と仲良くなりやすい傾向があります。

 

「女子校出身の恋愛」あるある6 理想が高い


女子校出身者は、周囲にリアルな男性がいなかった時期を長く経験しています。

その間、「もし彼氏ができるとしたら、こういう人がいい」という幻想が頭の中でふくらんでしまっているのです。そのため、おのずと理想は高くなりがちです。

理想が高すぎるために、適切な相手が見つからず、なかなか恋愛ができなかったり、見つかってもすぐに幻滅してしまいすぐに分かれたり、と恋愛で苦戦する女性も少なくありません。

 

「女子校出身の恋愛」あるある7 男性にリードしてほしいという意識が強い


女子校出身者はしばしば、「女も男も同じ人間」だということを忘れがちです。

そのため、「女らしくしなければ」とか弱いふりをしてしまったり、「男らしくしてほしい」と男性に過剰な強さやリーダーシップを求めてしまったりしがちです。

実際、女も男も、ただの人間なのですから、男性に、強さや包容力、余裕、リーダーシップを常に期待するのは無理があります。そういった過剰な期待に応えられる人は、かなり年上の精神的にも経済的にも余裕がある男性だけだったりするのですが、そういった男性はすでに結婚している可能性が高く、不倫関係になってしまう、ということも起こります。

そういった事態を避けたいならば、やはり、「男性(女性)はこうあるべき」という役割意識に拘らないでいる方がよいでしょう。

 

女子校出身者が素敵な恋愛をするために、「男性も自分と同じ人間」だと理解しよう


女子校出身者が恋愛下手だと言われるのは、男性に過剰な期待を抱いていたり、意識しすぎてしまったりしていることが一因です。

恋愛下手を抜け出したいなら、「男性も自分と同じ人間であり、弱いときも、受け身なときもある(それゆえ女性がリーダーシップをとるべきときもある)」と知るべきでしょう。

この記事を書いた人:

今来今

編集者を経て複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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