【MLB】エンゼルス・テーラン開幕出遅れ濃厚か

 ロサンゼルス・エンゼルスの先発投手、フリオ・テーランが今週初めに10日間の故障者リストに入った理由が、テーラン本人と家族に新型コロナウィルスの感染症状が現れていたためであることが分かった。ESPNデポルテスのエンリケ・ロハスが報じている。

直近7年で76勝で実績は十分のテヘラン

 1年900万ドル(約9.7億円)で移籍してきた29歳のテーランは、通算77勝、防御率3.67を記録している好投手で、直近7年の平均投球回は191と耐久性にも定評がある。メジャーワースト1位の681投球回、同2位の防御率5.64と、長いイニングを投げられず、よく打たれたエンゼルス先発陣に、まさに必要な人材だ。

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 ところがテーランはまだアトランタにとどまっている。問題がなければ、今週末にもチームに合流する予定ではあるが、ジョー・マッドン監督はテーランに調整を急がせることになるのではないかと懸念を示しており、開幕ローテーションには入らない可能性が高い。

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 エンゼルスは6人ローテーションを採用する見込みで、開幕ローテーション入りが決まっているのは、アンドリュー・ヒーニー、ディラン・バンディ、グリフィン・キャニング、大谷翔平の4人だ。テーランの他にもディロン・ピータース、ホゼ・スアレス、パトリック・サンドバルが10日間の故障者リストに入っており、残りの2枠をマット・アンドリース、フェリックス・ペーニャ、ハイメ・バリアらが争う形になりそうだ。

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