K‐POPファン熱狂! オンラインライブの未来形「Beyond LIVE」レポート

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4月から5月にかけて韓国から世界へ配信され、大きな反響を呼んだオンラインライブ「Beyond LIVE」。最先端のAR&デジタル技術を使った想像を上回る規模の公演に、世界中のK‐POPファンが熱狂した。

危機を転機に。韓国配信ライブ最前線!

多くのアーティストのツアーが中止となり、ファンの悲しむ声が溢れた、この春。そんな中、いち早く未来形オンラインライブの配信に踏み出し、世界に驚きと希望を届けたのが、韓国のSMエンターテインメントだ。4月に予定していた東京ドームコンサートの見送りが発表されたSuperMを皮切りに、WayV、NCT DREAM、NCT 127、東方神起、そしてSUPER JUNIOR。所属グループ6組が、ライブ配信アプリ「V LIVE」を通して、4月末から6週にわたり「Beyond LIVE」シリーズを生配信。ステイホーム中のファンは、週末の楽しみを取り戻した。なかでも世界中のファンにときめきと感動を与えたのは、最先端のAR技術を使い、この公演のために作り上げられた画期的なステージ構成だ。双方向のビデオチャットやデジタルペンライトの連動など、自宅でもライブ感を味わえるコンテンツが充実。さらに今後、ライブの感動を何度でも楽しめるアーカイブ映像の配信も予定している。チケットの完売や当落に一喜一憂することもなく、常に“神席”状態で楽しめるオンライン公演。ニューノーマルに突入した世界で、オフライン公演と並ぶ新しいライブカルチャーの形のひとつとして、今後の進化から目が離せない!

東方神起(2020.5.24)

画面越しでも光る王者の貫禄。圧巻のパフォーマンスを披露!

「Beyond LIVE」の5組目に登場した東方神起。序盤から、二人の情熱を表すような炎や花火のARが、全力のステージを彩る。MCではチャンミンが、長いキャリアの中でも初のオンライン公演を「第4次産業革命ですね(笑)」と表現。リモートでステージ上に映るファンと共にチャレンジした「We are T!」の掛け声も大成功し、「久しぶりに会えて嬉しい」と、ユンホが満面の笑顔を見せた。

楽曲の雰囲気に合わせ、雲や巨大なクジラ、ヘリコプターなど、オンライン公演だからこそ可能な3Dグラフィックスも続々と登場!東方神起 ’04年に韓国、翌年に日本でデビュー。安定した歌唱力とパフォーマンスで、日本でも幅広い世代に愛されている。今年は日本デビュー15周年のアニバーサリーイヤー。公式サイトでは記念動画を配信中!

SuperM(2020.4.26)

オンライン公演の先陣を飾ったK‐POP界のアベンジャーズ。

「Beyond LIVE」トップバッターは、SuperM。この日初披露の新曲「Tiger Inside」では、3Dグラフィックスの檻からメンバーが登場! 同じく3Dの虎がステージを駆け回るという迫力の演出にも劣らない圧倒的な7人のオーラで、ファンを魅了した。「Jopping」では、巨大コロシアムがペンライトの波で埋まるMVの一部をARで再現。新時代の幕明けを感じさせる「Beyond LIVE」のスタートにふさわしいステージで、先陣を切った。

いつも目の前にいるファンが、後ろの画面に映る初めての状況にメンバーもドギマギ。世界中のファンと様々な言語で交流を楽しんだ。SuperM 世界的人気を誇るSHINee、EXO、NCT、WayVの選抜メンバー7人で構成されたスーパーユニット。昨年リリースしたデビューミニアルバム『SuperM』は、米ビルボード・チャートで1位に輝く快挙を成し遂げた。※『anan』2020年7月15日号より。文・本田珠里(by anan編集部)