2作連続でアウトロー役に挑む玉木宏

俳優の玉木宏が、10月スタートの日本テレビ系ドラマ「極主夫道」に主演する。

一部スポーツ紙によると、同作は同名漫画が原作。裏社会で数々の伝説を残した凶悪な極道“不死身の龍”が、インテリアデザイナーとの結婚を機に足を洗って専業主夫に転身する、極妻ならぬ極主夫の物語。

サングラスをかけて言葉遣いも極道時代のままとヤンチャな風貌ながら、全力で家事に打ち込み、近所の主婦たちと交流し、日常のトラブルも解決するというヒューマンコメディーだという。

玉木といえば、高橋一生と双子役を演じるフジテレビ系ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」が、当初4月スタート予定だったが、新型コロナウイルスの影響で撮影が遅れ、放送が延期となっている。

同作は、生後間もなく実の親に捨てられ、養父母に育てられた双子が、悪質な乗っ取りによって養父母を死に追いやった運送会社の社長に復讐を誓う姿を描くサスペンス。玉木は顔を整形して名前を変え裏の社会で暗躍する役柄を演じる。

「これまで正統派のイケメンや、クールな役柄を演じることが多かった玉木だが、短期間で連続してアウトローを演じたことはなかったはず。演技力は申し分ないだけに、すごみのある演技を見せてくれそうだ」(芸能記者)

高校生の時に地元・名古屋でスカウトされ芸能界入り。高校卒業を機に上京し俳優活動をスタートさせたが、レストランやコンビニでバイト生活を送る下積み生活を経験した。

01年公開の映画「ウォーターボーイズ」で注目を浴び、03年のNHK朝ドラ「こころ」でヒロインが恋心を抱く役を演じブレイクのきっかけとなった。

その後、数々の映像作品に出演。年を重ねるごとに数少ない「大物独身俳優」となったが、18年6月、8年前に共通の友人を通じて知り合った女優の木南晴夏と入籍した。

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