長崎バス観光 長崎市内コース再開 9月末まで市民割り引き

マスクを着けて乗客を案内するバスガイド(長崎バス観光提供)

 長崎バス観光(長崎市)は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受け運休していた市内定期観光「長崎よかとこコース」の運行を7月から再開した。市民は9月末まで運賃を割り引く。
 同社によると、4月10日から運休し約3カ月ぶりの再開。感染防止策として乗務員はマスク着用や乗車前検温を徹底し、乗客にも求めている。車内には手指用消毒液を置き、小まめに換気。乗客同士の間隔を空けるため、片側2席につき1人が座る形で定員を半減した。
 長崎原爆資料館、平和公園、出島、長崎孔子廟(びょう)、グラバー園などをガイドと共に巡る。運賃は4290円(小学生以上2075円~)。市内の在住者または通学生は9月末まで3200円(同1795円~)とする。JR長崎駅前発着で1日2便(午前10時発、正午発)、所要時間は約5時間。
 同社は「お得に長崎の魅力を再発見してほしい」と利用を呼び掛けている。予約は(電095.856.5700)へ。

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