長崎県内 再び非常に激しい雨の恐れ 11日にかけて

少しの雨でも土砂災害の危険性高まる

©株式会社長崎新聞社

 梅雨前線に南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり、長崎県内は11日にかけ再び大雨となる見込み。長崎地方気象台によると、5日から4日間の総降水量は大村など7観測地点で7月1カ月分の平年降水量を上回った。今後少しの雨でも土砂災害の危険性が高まると、警戒を呼び掛けている。
 気象台によると、5~8日の総降水量は大村は531ミリで7月1カ月分の平年値(315.2ミリ)を大幅に上回った。長崎や佐世保、諫早などでも平年の1カ月分以上の雨が降った。
 9日、長崎市赤首町で民家近くの崖が幅約100メートル、高さ約80メートルにわたり崩れた。県によると、周辺の3世帯9人が避難、けが人や家屋への被害はなかった。地滑りの兆候があり、県は現場付近の国道202号約3キロを通行止めとした。
 11日にかけて県内で激しい雨や非常に激しい雨が降る恐れがある。気象台によると、10日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、南部・北部300ミリ、五島250ミリ、壱岐・対馬200ミリ。