ネオワイズ彗星、青森県内でも観測/国立天文台「予想以上に明るく」 現在1~2等級

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望遠レンズで撮影したネオワイズ彗星=10日午前2時48分ごろ、平内町浅所海岸
赤く染まっていく空にくっきりと尾を引くネオワイズ彗星=10日午前2時52分ごろ、平内町浅所海岸

 今年3月に発見されたネオワイズ彗星(すいせい)の明るさがピークを迎え、観測しやすくなっている。晴れ間に恵まれた青森県内各地で10日早朝にかけて、明けゆく空に尾を引く姿が見られた。

 平内町浅所海岸では午前2時ごろ、北東の空に同彗星が昇り始めた。月明かりの影響で、肉眼では先端と尾の濃い部分だけが確認できたが、撮影するとほうきのように伸びた尾がくっきりと映し出された。

 国立天文台天文情報センターの佐藤幹哉広報普及員によると、同彗星は今月4日に太陽に最接近、現在の明るさは1~2等。2013年に観測されたパンスターズ彗星以来の明るさで「当初の予想以上に明るくなり、数年から10年に1回見られるかどうかの彗星になった」(佐藤広報普及員)という。

 今月17、18日ごろまでは明け方の空で見え、その後は夕方以降の空で見えるようになる。彗星自体は今後、暗くなるが、次第に高い夜空に位置するようになるため見やすくなり、今月いっぱいは条件が良ければ肉眼でも見られそうだ。