佐世保・白浜海水浴場 無事故を祈願 更衣室など利用中止

神事でシーズン中の安全を祈願する関係者=佐世保市、白浜海水浴場

 海水浴シーズンを前に、佐世保市俵ケ浦町の白浜海水浴場で9日、安全祈願祭があり、関係者がシーズン中の無事故を願った。11日に海開きがあり、8月20日まで利用できる。
 西海国立公園区域内にある遠浅のビーチで、波は穏やか。昨年は7400人が訪れた。本年度は、新型コロナウイルス感染防止のため、更衣室とシャワー室の利用を中止。このため、施設利用料は無料。
 祈願祭は地元住民らでつくる白浜海水浴場運営委員会(山口敬一委員長)が主催し、約40人が出席。神事をして無事故を願った。山口委員長は「利用料の無料は今までしたことがない。皆さんの利用状況などを見ながら対策を講じ、約60年続いている無事故を継続させていきたい」と話した。
 期間中の利用時間は午前9時から午後5時まで(土日祝日は午後6時まで)。

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