鹿児島県知事選は現職・元職・新人、7人の争い!

6月25日に告示された鹿児島県知事選には、新人の武田信弘(たけだ・のぶひろ)氏(66)、新人の横山富美子(よこやま・ふみこ)氏(73)、新人の青木隆子(あおき・りゅうこ)氏(57)、現職の三反園訓(みたぞの・さとし)氏(62)、元職の伊藤祐一郎(いとう・ゆういちろう)氏(72)、新人の塩田康一(しおた・こういち)氏(54)、新人の有川博幸(ありかわ・ひろゆき)氏(61)の無所属7名が立候補しました。投開票は7月12日に行われます。

今回は三反園県政の是非、新型コロナウイルス対策、2024年に運転期限を迎える九州電力川内原発の運転延長の是非などが争点と考えられます。

食料とエネルギーの自給率向上、正常な地熱開発を

武田氏には、選挙ドットコム編集部の取材に回答をいただきました!

【質問1】なぜ、他の政治家ではなく「鹿児島県知事」に立候補するのですか。

「現在、地球規模の寒冷化が顕著になりつつあり、世界的な食糧不足とエネルギーの奪い合いが始まりつつあるため、この秋にも世界的な食糧不足や化石燃料の奪い合いが表面化し、日本は貿易赤字が大きくなって、数年で財政破綻に至る可能性が高く、そうなれば、年金や公務員給与、公共事業などがすべて止まってしまうため、その前に、食料とエネルギーの自給率を高める必要性があります。

また、地熱開発には井戸の掘削が必要で、その許認可権限は知事にあるため。市で地熱に関する大規模な公金横領・背任事件が発生していて、それが司法によって無視されているため、正常な地熱開発が行われることの必要性を世論に訴えるためです。」

【質問2】スローガン、キャッチコピーを教えて下さい。
「観光業と地熱開発は共存共栄。地熱で鹿児島から日本を支えよう。」

【質問3】重要課題認識 鹿児島県が抱える課題のなかで、最も深刻な課題は何ですか?また、その課題に対してどう取り組みますか。

「地球的な寒冷化が迫る中での少子高齢化です。地球的な寒冷化期には、食糧とエネルギーの不足、そして大地震と大噴火が頻発するため、その対策が必要です。311大地震の影響で、日本で最も大地震と大噴火が起こりやすいのは首都圏であり、首都圏からの人口移動が5年程度で始まります。それまでに、鹿児島で地熱開発をして、食料とエネルギーの自給率を高め、首都圏からの人と企業の受け入れ態勢を整えます。

鹿児島県の食料自給率は現在80%であり、これを200%程度にまで高めます。農産物の価格保証、肥料などの備蓄、耕作放棄地のデータベース化などで、農家数と耕地面積の増加を行います。地熱はFIT制度は利用せず、直接安価な電力供給をすることで、企業の呼び込みを行います。」

【質問4】重点分野と、それに対する理由・具体的な内容を教えて下さい。

「1.観光業の業態転換
新型コロナは感染流行が10年程度では終息が見込めず、地域間の移動制限が今後も続くため、観光業については、その資産を生かして、地域のエネルギー供給基地や市民の交流拠点となることが出来るように、行政として環境整備と補助を行います。今後5年程度で起こる首都圏から人口移動に備えて、新たな居住地域を開発する必要があり、その時の中心施設として、現在の観光施設を生かすことが出来ます。

2.国際エコタウンの建設
新型コロナの影響で、今後、国際的な人と物の交流は長期に渡り制限されることになります。しかし、資本の動きは制限されないため、海外との資本のやり取りをどうやって行うかが問題化します。国際的な情報を誰でもが気安く得ることが出来るように、世界各国の人々が少人数ずつ居住する国際エコ都市を県内に建設し、海外への投資や海外からの資本の受け入れができる環境を整備します。」

【質問5】12年間の三反園県政への評価(5段階)と理由

評価できる。
・評価できる点の理由
「非常に堅実に県政運営がされているためです。原発停止には踏み込めていないが、現状の財政赤字の積み上がりを考慮すると、原発停止をした時の化石燃料の輸入代金の高騰があった場合、それに日本社会は耐えられないため、現状での原発の運転容認は合理的な判断です。」

【質問6】復興政策について

「新型コロナやそのほかの感染症は今後も流行が継続します。そのため、どうやって感染そのものを防ぐかが問題です。ミツバチが巣を感染症から守るために木の樹脂などから作り出しているプロポリスはインフルエンザの予防に役立つことがはっきりしているため、新型コロナ対策にもなると自分は考えているため、まずは県内で定地養蜂を広め、プロポリスの生産を大規模に行い、感染防止を徹底します。」

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原発廃止と平和のため、憲法9条の値打ちを広げたい

横山氏は取材にまだ回答いただいておりませんが、回答が届き次第掲載の予定です。
横山氏は以下の政策を掲げました。

「誰ひとり取り残さない鹿児島」に大切なのは「いのちと暮らし」

青木氏は取材にまだ回答いただいておりませんが、回答が届き次第掲載の予定です。
青木氏は以下の政策を掲げました。

未曽有の緊急事態、まずはコロナ対策を

三反園氏は取材にまだ回答いただいておりませんが、回答が届き次第掲載の予定です。
三反園氏は以下の政策を掲げました。

新型コロナ対策と脱原発で仕事・くらしの立て直しを

伊藤氏は取材にまだ回答いただいておりませんが、回答が届き次第掲載の予定です。
伊藤氏は以下の政策を掲げました。

30年の行政実績と中央とのパイプを県政に活かしたい

塩田氏は取材にまだ回答いただいておりませんが、回答が届き次第掲載の予定です。
塩田氏は以下の政策を掲げました。

「地域格差のない鹿児島」のため、離島振興にも力を入れたい

有川氏は取材にまだ回答いただいておりませんが、回答が届き次第掲載の予定です。
有川氏は以下の政策を掲げました。

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