ドラえもん史上初の公式索引巻『引くえもん』!唖然の充実度の登場キャラクター索引も!

現在、 『ドラえもん』50周年記念出版物である「100年ドラえもん」(てんとう虫コミックス『ドラえもん』豪華愛蔵版 全45巻セット)が、 全国書店にて絶賛受付中です(第1期予約締切:8月31日(月))。 「100年ドラえもん」には購入特典として、 特別別巻3冊を準備中ですが、 そのうちの1冊である、 索引巻『引くえもん』の詳細情報が発表。

『引くえもん』は、 てんとう虫コミックス『ドラえもん』全45巻に登場する「キャラクター索引」、 「ひみつ道具索引」、 「サブタイトル索引の」3章立てで構成されており、 総ページ数は224ページを予定。 また、 各項目には作品からキャプチャしたイラストも入っており、 単体で読み物としても楽しめるような仕組み。

「登場キャラクター索引」 全2879項目

「ひみつ道具名索引」 全1407項目

「サブタイトル索引」 全822話

過去、 『ドラえもん』の関連する公式な出版物としては、 『ドラえもん 最新ひみつ道具大辞典』(小学館)が刊行されている。 ここにはひみつ道具の索引が一部掲載されていますが、 同書ではひみつ道具一点に対し、 その道具の主だった登場エピソード1話のみが第何巻に収録されているかを記載しているのみだった。今回は、 各ひみつ道具が登場するすべてのエピソードが、 第何巻の何というエピソードに収録されているかまで掲載。 その上、 キャラクター、 サブタイトル索引もついており、 能力と精度は段違いだ。

今回の索引の中で、 最も充実しているのは「登場キャラクター索引」。 例えば「ジャイ子が登場するお話だけを読みたい」と思って、 「ジャイ子」の項目を引くと、 ジャイ子が登場するエピソードの登場巻数と登場サブタイトルをすべて調べることが出来る。しかし、 今回は主要キャラクターだけでなく、 「お話の中で何か役割を果たしている人や動物、 事物」をキャラクターと定義し、 それらをすべて書き出し、 索引の中に記載。 たとえば、 「イヌ」という項目では、 てんとう虫コミックス『ドラえもん』全45巻に登場し、 何かしらの役割を果たしている「イヌ」を全て項目化しており、 「イヌ」だけで113項目(約5ページ)にわたって取り上げている。

こういった作業により、 キャラクター索引の項目数は2879と膨大になると共に、 「調べる」という用途だけではなく、 この索引巻自体も読んで、 見て、 楽しめる本となっている。 さらに、 キャラクター索引には、 各巻ごとの「頻出キャラクターリスト」も付けており、 ここでは、 メインの登場人物が、 どのお話に登場にしているかが、 表形式でわかり、 のび太が全話に登場し、 ドラえもんは登場しないお話があることが分かる。

その他、 『引くえもん』には、 様々な使い方、 楽しみ方があるが、 それらを本日より「100年ドラえもん」公式noteで、 制作関係者インタビューを通じてご紹介していくとのこと。 ぜひこちらも併せて読もう。

100年ドラえもん」公式note
https://note.com/100nen_doraemon

「100年ドラえもん」は造本上のあらゆる部分にこだわりつつ、 藤子・F・不二雄先生が描かれた中身を変えていません。 だからこそ、 まんがとは別に『ドラえもん』読者の方々がまだ見たことがない、 新しいものを、 見せたいと思いました。 そして、 てんとう虫コミックス『ドラえもん』全45巻を徹底的に調べたうえで、 今まで作ったことがなかった「索引」を作ろうと決めました。 また、 F先生の絵を掲載したことで、 ずっとパラパラとめくっていられて、 偶然の新しい出会い、 そして偶然の過去の自分の記憶との出会いがあるとも思います。 遂にこういう読み方ができる。 ぼくらにとって、 夢のような読み方です。 きっと、 『引くえもん』は、 『ドラえもん』の良いガイドになってくれます。

(C)藤子プロ・小学館
※ページの見本は編集中のイメージです。 実際のデータとは異なる場合があります。

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