今季バイエルンを離れるかもしれない5名のスーパースター

今夏のマーケットで既にルロイ・サネを獲得しており、さらにカイ・ハヴァーツとの契約にも近づいていると言われるバイエルン。

新型コロナウイルスによる影響もありながらも着々と来季に向けた補強を行っており、かなりの投資を注入している。

ただその一方、買い取り断念のフィリペ・コウチーニョだけでなく、今季限りで退団するかもしれないと言われる選手も多く…『Sportskeeda』からそんな「バイエルンを離れるかもしれない5名のスター」を紹介する。

噂があるクラブ：アスレティック・ビルバオ、オーストラリアやアメリカのクラブなど

退団の可能性：90％

ハビ・マルティネスは今年32歳になる。アスレティック・ビルバオから4000万ユーロ（およそ48.6億円）で獲得されてから、彼はキャリアを通してボランチと最終ラインで起用されてきた。

その契約は非常に成功したものの、長年に渡って負傷の問題も発生してきた。それがハビ・マルティネスの信頼性を落としてしまうことに。実力には全く疑いはないのだが…。

今のところマルティネスはバイエルンでレギュラーを取り返せる可能性は低く、来年の夏には契約も満了となる。クラブもこのタイミングで売却しなければならないと考えているだろう。

噂があるクラブ：マンチェスター・ユナイテッド、インテル、ユヴェントス、アーセナルなど

退団の可能性：60％

リヨンから4150万ユーロ（およそ50.4億円）もの価格で獲得されたMF。バイエルンの記録を更新するような取引だったが、彼はドイツで負傷の問題に直面してしまい、スカッドのなかでの序列を下げてしまった。

契約はまだ2年間残っているが、バイエルンは今夏補強資金を調達するためにトリッソを売りたいと考えているとのこと。多くのクラブが関心を示していると伝えられる。

『RMC』の有名レポーターであるモハメド・ブハフシは、「マンチェスター・ユナイテッドやインテルが獲得に動いている」と話しており、26歳という若さもあって市場での評価はかなり高いようだ。

ただ、流石に買ったときほどの価格では売れないだろうが…。

噂があるクラブ：ヘルタ・ベルリン、アーセナル、チェルシーなど

退団の可能性：10％

ボアテングは世界中のバイエルンファンに愛されている。2011年にマンチェスター・シティから加入し、ピッチの内外で主要な選手となってきた。

ただ残念なことに、彼の契約は2021年までとなっており、その契約が延長されるかどうかは不透明である。給与が高いこともあり、数ヶ月前にはバイエルンがかなり安い金額でも放出に動く可能性が高い…と伝えられていた。

ただピッチ上でのパフォーマンスはこのところ劇的に改善されており、ハンシ・フリック監督はボアテングに残ってほしいと考えているとか。また、バイエルンも態度を軟化させており、もし契約延長に漕ぎ着けなくても残留させることを許可するとも…。

そもそも具体的な移籍先の噂も全くと言っていいほどないので、余程でなければ退団はしないだろう。

噂があるクラブ：インテル、マンチェスター・シティ、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなど

退団の可能性：25％

意外なことに28歳となったダヴィド・アラバも今季限りでバイエルンを離れるという噂がある。契約期間は2021年の夏までとなっており、クラブは延長を申し出ているものの、選手側がそれを保留しているという。

ディフェンスのリーダー的な存在として力を発揮している彼を残したいと思うのは当然だ。これからクラブと代理人の間で激しい議論が行われるはずだ。

ただ、アラバほどの選手をフリーで放出するわけには行かない。契約が残り1年でも数十億円で売れる男だ。さらに多くのビッグクラブがその動きを注視していると伝えられている。

噂があるクラブ：リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド

退団の可能性：70％

彼もバイエルンとの契約が2021年の夏までとなっている選手の一人だ。したがって今夏チームを離れる可能性が高いビッグネームにあげられる。

スペインのマエストロはバイエルンの中盤で重要な役割を果たしてきたが、すでにCEOのルンメニゲ氏も「我々は彼と真剣に交渉し、その望みをすべて叶えてきた。ただ、彼はキャリアの終わりに新しいことをしようと思うかもしれない」と退団の可能性を認めている。

ハンシ・フリック監督は彼の残留を求めているそうだが、ボアテングやアラバ以上に具体的な噂が出ている状況だ。『Bild』によればそのポールポジションにいるのはリヴァプールで、およそ3000万ポンド（およそ40.6億円）で獲得に動くとも。今後数週間の動きは注目せねばならない。