稲佐山の山頂一新 芝生設置、飲食店も 18日オープン ジャパネットグループ会社

リニューアルオープンする稲佐山山頂のイメージ(ジャパネットホールディングス提供)

 通販大手ジャパネットホールディングスのグループ会社「リージョナルクリエーション長崎」(長崎市)は18日、同市の稲佐山山頂エリアをリニューアルオープンする。屋外や展望台内に、芝生スペースを新たに設置。同日午前11時から順次、屋内外に3店舗がオープンし、食事や飲み物の提供を始める。
 リージョナル社は稲佐山公園と長崎ロープウェイを一体管理する長崎市の指定管理者の一つ。稲佐山周辺を盛り上げようと「INASA SQUARE PROJECT」を手掛けている。稲佐山山頂の一部駐車スペースや展望台1階に人工芝を敷き、訪れた人がゆったりとくつろげるような場所にする。
 屋外に新たにオープンする2店舗では、県産の牛肉をふんだんに使ったハンバーガーや、長崎の四季折々の果物が楽しめるパフェなどを販売する。展望台内のカフェでは、サッカーJ2のV・ファーレン長崎オリジナルクラフトビールや、コーヒーを販売する。3店舗とも不定休。
 リージョナル社は今後、中腹エリアのリニューアルも予定している。担当者は「今後も市民や観光客らがわくわくするような稲佐山を目指していく」としている。

リニューアルオープンする稲佐山展望台のイメージ(ジャパネットホールディングス提供)

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