高校野球夏季茨城大会 11日幕開け

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アルコール消毒液の準備をする県高野連の役員ら=ノーブルホーム水戸

新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった、第102回全国高校野球選手権茨城大会に代わる「2020年夏季茨城県高校野球大会」(県高野連主催)が11日、開幕する。8月4日予定の決勝まで、各地で熱戦を繰り広げる。

加盟105校のうち98校が参加し、出場チーム数は昨年から3チーム減の計90チーム(合同チーム5)となった。会場は例年の夏の大会と同様、ノーブルホーム水戸をメイン球場とし、ジェイコム土浦、ひたちなか市民、日立市民、笠間市民、県営の6球場を使用する。

試合は、授業時間確保のため、4日予定の決勝を除き土日祝日に実施。部員や保護者、スカウトなど関係者を除き無観客で開催する。

移動による感染リスクを下げるため、1、2回戦は県北、水戸、県南、県西の4地区ごとに11、12、18、19日の4日間で行われる。各地区を勝ち上がった32校による3回戦は、同地区同士で対戦しないよう、再度組み合わせを抽選する。

3回戦は23、24、4回戦は25、26、準々決勝は8月1日、準決勝は同2日、決勝は同4日午前10時からノーブルホーム水戸で開催予定。予備日は設けず、8月4日で大会を打ち切る方針で、優勝校が複数となる可能性もある。

■新型コロナ対策、会場準備

○…メイン球場となるノーブルホーム水戸。大会開幕前日の10日夕、県高野連の役員らが会場準備に追われた。

大会は原則無観客で開催するが、部員や保護者(部員1人につき2人まで)のスタンドへの入場を認めている。新型コロナウイルス感染防止策として、検温やアルコール消毒の実施が必須となるため、県内の酒造会社製造のアルコール度数70%の消毒液を専用の容器に入れ、球場内の各所に配置した。駐車場整備なども行った。

今大会は入場者を減らすため、スタッフを削減しての運営が求められる。海老沢芳雅球場長(59)は「不測の事態にも臨機応変に対応し、いい大会にしたい」と意気込んだ。