シンガポール総選挙、与党が勝利

野党伸長、10議席獲得

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シンガポールの与党人民行動党(PAP)の事務所に到着したリー・シェンロン首相(中央)=11日(ロイター=共同)

 【シンガポール共同】シンガポール議会(一院制、93議席)総選挙の投開票が10日実施され、リー・シェンロン首相率いる人民行動党(PAP)が勝利した一方、野党が過去最多の10議席を獲得し、勢力を伸ばした。PAPの得票率は2015年の前回総選挙の69.9%から、過去最低に近い61.2%に下落した。

 新型コロナウイルスで予想される景気後退への対策などを巡り、強い信任を求めていたリー氏は11日未明の記者会見で「得票率は期待していたほど高くなかった。危機下で国民が感じている痛みと不安を反映したものだ」と述べた。