長崎大学病院 全員が陰性 学長「院内感染なし」

 長崎大学病院(長崎市)は10日、新型コロナウイルス感染が確認された60代男性入院患者と接触したとみられる職員1人の再検査を含め、職員、入院患者ら計150人にPCR検査をし、全員が陰性だったと発表した。河野茂学長は「院内感染はなく、(男性は)入院前か外泊の際に(自宅がある)市内で感染したと考えられる」と述べ、感染予防の徹底を呼び掛けた。
 陰性確認を受け、男性が入院していた消化器内科の外来診療と内視鏡検査を13日に再開。同内科の新規入院は緊急を除き、17日まで受け入れを制限する。


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