バイオリン生産で暮らしを豊かに 河南省

©新華社

バイオリン生産で暮らしを豊かに 河南省

確山県の産業パークで、バイオリンを習う子どもたち。確山県には大部分の世界的バイオリンメーカーの下請け企業が集まっている。(6月14日撮影、鄭州=新華社配信)

 【新華社鄭州7月11日】中国河南省確山県では、中国製の中・高級バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスと付属品の8割以上が生産されており、バイオリンの生産本数は年間約40万本に上る。同県で作られるバイオリン関連製品の約9割はイタリアや米国、ドイツ、ハンガリーに輸出されており、年間1千万ドル(1ドル=約107円)以上の収益を上げている。

バイオリン生産で暮らしを豊かに 河南省

確山県の産業パークで、バイオリンを検品する従業員。(2018年1月30日撮影、鄭州=新華社記者/李嘉南) 

 地元のバイオリン工房創業者によると、楽器作りには厳しい要求があり、バイオリンを製造するために数年かけて乾燥させた高価な木材が0.1ミリの誤差のために無駄になることもあり、一人前の楽器職人になるには、数年かかるという。

バイオリン生産で暮らしを豊かに 河南省

確山県内の産業パークで、バイオリンを製造する従業員。(5月20日撮影、鄭州=新華社記者/朱祥) 

 バイオリン製造には40の工程がある。バイオリン製造産業パークでは地元住民2600人以上を雇用しており、2019年の生産高は6億元(1元=約15円)に上った。 確山県でバイオリン製造業を始めた世代は、西洋音楽に慣れ親しんでいなかったが、子どもたちの世代がそうした音楽を学ぶ姿に目を細めている。製造メーカーでは、バイオリンを演奏したいという訪問者に無料で貸し出している。