高校総体に代わる県独自大会 三重県1位目指し100分の1競う

新型コロナウイルスの影響で中止となった三重県高校総体に代わる県高校体育大会が、11日から各地で始まりました。

三重県高等学校体育連盟などが独自に行うもので、密になる可能性がある開会式や閉会式は行わず無観客にするなど、感染拡大防止の対策を取った上で、陸上競技や水泳、体操など27の競技が行われます。

このうち、伊勢市にある三重交通Gスポーツの杜伊勢では陸上競技が行われ、県内60校からのべ1500人が出場しています。

11日は、400メートルリレーや1500メートルなどのトラック競技のほか、棒高跳びや走り幅跳びなどのフィールド競技が行われました。

全国大会出場の目標は絶たれたものの、選手たちは三重県一を目指して100分の1秒を競う力走をみせていました。

なお、サッカーやバスケットボール、柔道など8つの競技は3年生が出場できる大会が別に行われることや身体的な接触を伴う競技の特性などから、大会の開催は見送られました。

© 三重テレビ放送