「三重県再発見の旅」 港での市や漁村風景を満喫

新型コロナウィルスの影響で三重県外への観光を控える人が多い中、三重県の魅力を再発見してもらおうというバスツアーが行われました。

マイクロツーリズム「三重県再発見の旅」と名付けられたこのツアーは、県外へのバス旅行が難しくなった中、県内の観光名所で安全に観光を楽しんでもらおうと三重交通が企画したものです。

11日は、紀北町と尾鷲市をめぐるツアーが行われ、参加者は感染予防のため、乗車前に検温と手指の消毒を済ませてバスに乗り込みました。

バスには手すりやテーブルなどに抗菌・抗ウィルス加工が施されているほか、車内の換気システムも導入されています。

座席の間隔を空けたりこまめな換気など、感染対策をしながらバス旅行を楽しんだ参加者は、長島港で毎月開催される市場で買い物を楽しみ、昔ながらの漁村の風情が残る尾鷲市須賀利地区の散策を満喫していました。

三重交通では、他にも名張市でのブドウ狩りや松阪牛のすき焼きを楽しんだり、鳥羽市のホテルに宿泊するプランを企画しているということです。

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