県内企業の段ボール製仕切りを設置 西大和学園

新型コロナウイルスの感染防止対策のため、河合町にある西大和学園の食堂にきょう、飛沫防止のための仕切りが設置されました。

西大和学園ではこれまで校内の食堂について、高校と中学で昼食の時間をずらしたり、利用出来る生徒の数を半分に制限したりするなどの感染防止対策をとってきました。

きょう設置されたのは葛城市に本社がある高木包装が、新型コロナ対策で商品化した段ボール製の仕切りです。

1枚は高さ78cm、幅1mあり、前が見えるように大きな穴が開けられ、フィルムが貼られています。

西大和学園によりますと、段ボールは生徒が転倒した際の安全性が高く、破損しても取り替えやすいなどの利点もあるといいます。

これで食堂は来週月曜日から通常通り400人が利用できるようになり、西大和学園では今後、寮の自習室にもこの仕切りを導入することにしています。

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