東京五輪世代のU─23（23歳以下）代表で横浜Mの遠藤渓太がJ1通算100試合出場に王手をかけている。上限5千人の観客入場が解禁される12日のFC東京戦（午後7時半・日産ス）に向けて「サポーターも待っていたと思うし、僕も応援を心待ちにしていた。しっかりと力に変えたい」と意気込んでいる。
11日はボール回しやミニゲームなどで軽めの調整。プロ5年目での大台到達を目前に、「僕は途中出場も多いし、フルタイムで出ている人と比べたら大したことない。ただ、マリノスだけで到達できれば誇らしいこと。まさか100試合も出られるなんて、というのが正直な気持ちです」と謙虚に語った。
次戦の相手は昨季最終盤まで優勝を争ったFC東京。最終節の直接対決で遠藤が試合を決める3点目を奪い、15年ぶりのリーグ制覇を勝ち取った。「僕が相手の立場だったら、マリノスを本気で倒しにくると思う。並々ならぬ気持ちだと思うので、しっかりとはね返すメンタリティーを持って臨みたい」と気合を入れ直した。
