県は新型コロナウイルスについて、新たに５人の感染を確認したと発表しました。
県によりますと、感染が確認されたのは県立香芝高校の女子生徒２人と、大和郡山市の４０代の会社員の男性、河合町の１０代の会社員男性、それに奈良市の２０代の男子大学生のあわせて５人で、いずれも軽症だということです。
このうち女子生徒２人は、同じ部活動に所属する生徒２人の感染が既に確認されています。学校では、あすまで臨時休校の措置を取っています。一方、大和郡山市の男性は既に６人の従業員の感染が確認されている事業所に勤めていて、県はきょう、この事業所が大和郡山市の佐川急便・奈良営業所だと明らかにしました。同じ事業所内での感染者はこれで７人となりましたが、県は事業所内でのクラスター、感染者集団の発生の認定については、慎重な姿勢を示しました。
県医療政策局の鶴田局長は「クラスター（感染者集団）の疑いがあるとは思っています。感染ルートの繋がり等をもう少し丁寧に見た上で評価したい」と話しました。
県内の感染者は、累計で １１９人となっています。
