長友がいたガラタサライ、なんと初先発の17歳がキャプテンマーク巻く!なぜ?

長友佑都が契約満了により、先月限りで退団したガラタサライ。このほど、弱冠17歳の選手がキャプテンマークを巻いた。

1部リーグ第32節アンカラギュジュ戦でDFエミン・バイラムにキャプテンマークが託されたのだ。それを伝えるガラタサライの映像がこちら。

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試合途中からではなくキックオフから彼にアームバンドが託された。

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エミン・バイラムは2003年生まれの17歳。今季デビューした大型DFで、この日が初スタメンだった。

Optaによれば、17歳と107日でのトルコ1部リーグスタメン出場は、エムレ・ベレゾールの17歳と20日に次ぐ最年少記録だとか。

ライアン・ドンクの怪我でチャンスが巡ってきたそうで、ファティ・テリム監督は「彼は9年もガラタサライにいる。在籍期間が最も長い。だから彼にキャプテンを託した」と説明。また、試合前にはミスしても皆は許してくれると本人に伝えていたそう。

0-1で敗れた試合後、本人はこう述べていた。

エミン・バイラム(ガラタサライDF)

「まずスタメンのチャンスをくれた監督に感謝したい。彼はキャプテンも託してくれた。その責任は分かっていた。

ベストを尽くそうとしたが、自分のミスでゴールを与えてしまった。

あのPKは自分のせいだ。謝る。ここに長く留まることでこのミスを償いたい」

テリム監督は、エミンのミスでチームが代償を支払うこともあるだろうが、彼を助けるために(チームは)全てを賭すなどとも述べていたとか。また、今季残り2試合にも彼を起用する予定で、来季からキャプテマークを託す可能性も示唆した。

なお、現在5位に低迷するガラタサライは、3月以降の8試合でひとつも勝てていない(4分4敗)。

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