新型コロナウイルス感染症の影響で経営が悪化した地域経済を支援しようと、佐世保商工会議所（金子卓也会頭）は11日、プレミアム付き商品券「させぼ振興券」の販売を商業施設などで始めた。
振興券は500円券10枚と750円券1枚をセットにして1冊5000円で販売。加盟店で、15％のプレミアムを付けた5750円分の買い物ができる。市民1人3冊まで購入でき、来年1月10日まで使える。
佐世保市下京町のくっけん広場の販売所では、朝長則男市長が購入者に振興券を手渡した。同市湊町の自営業、古賀公至郎さん（53）は「ちょっとしたボーナス。振興券を使って地元の商店を元気づけたい」と話した。
振興券の販売に合わせ、商店街などではキャンペーンを開始。戸尾市場街と、とんねる横丁にある4商業組合は、振興券1枚の利用につき100円の買い物券をプレゼント。させぼ四ケ町商店街協同組合は4店舗で振興券を使えば500円分の買い物券と交換できるスタンプラリーを展開する。佐世保市商店街連合会は振興券の利用者に豪華賞品が当たる応募はがきを配る。
