【女性向け】恋人との喧嘩を乗り切る5つのコツとは?

恋人と長く付き合っていきたいなら、喧嘩を避けて言いたいことを我慢してしまうのは不健全です。言いたいことを言う健全な関係を求めるなら、必然的に喧嘩は避けられないことが多いです。

そこで重要になってくるのが、「上手な仲直りの方法を身につけておくこと」です。
今回は、喧嘩を乗り越え、より絆の強いカップルになるための「上手な喧嘩のコツ」をご紹介していきます。

 

恋人との上手な喧嘩のコツ1 喧嘩イコール悪ではない。不満を溜め込まない


まず大切なことは、「喧嘩は絶対にしたくない」と思わないことです。喧嘩を避け続けて、不満を溜め込んで我慢してしまうと、気がついたら取り返しがつかないほどお互いの気持ちがすれ違ってしまっていた、ということにもなりかねません。

まずは、喧嘩をすることもある、喧嘩をするのは自然なことだ、ということを受け入れましょう。そして、違和感や怒りを覚えた時は、その気持ちを素直に相手に伝えること、そして相手の不満にも耳をかたむけることを心がけましょう。

 

恋人との上手な喧嘩のコツ2 自分の感情と向き合い、どうしてほしいか、を伝える


怒りや不満を伝えるとき、できれば冷静に伝えた方がいい、ということはみなさん知っているでしょう。ですが、ときには我を忘れて怒り狂ってしまうこともあります。

とくに、パートナーが浮気をしていたとか、莫大な借金を隠していた、隠し子がいた、など、重大な裏切り行為が発覚した場合には、冷静になれというのは無理な話です。こういった重大な事件が起こった場合には、ありのままの感情を相手に伝える、というのも一案です。

ですが、大抵の場合、感情を伝えるだけでは事態は改善しません。感情を伝えるとともに、相手にどうしてほしいのか、を伝える必要があります。その場合は、一旦落ち着いて紙に書き出したりして思考を整理してみるのもいいでしょう。

「相手がしたことは許せなくて怒りを感じているけれど、でも、その後どうしたらいいのかわからない」という場合は、そのままの事実を相手に伝えましょう。相手があなたのことを本当に大切に考えているならば、あなたが答えの出せない問いにしっかりと向き合ってくれるはずです。

 

恋人との上手な喧嘩のコツ3 自分が間違っていたと思ったら素直に謝る


喧嘩は、ほとんどの場合、どちらか一方に非があるというものではありません。どちらにも非があるとか、お互いの価値観があわないだけでどちらかにも非があるとはいえない、といった状況でたいていの喧嘩は発生します。

ただ、なかには自分の方がどう考えても悪かった、という場合や、言いすぎてしまった、と感じる場合はあるでしょう。そういった場合には、「謝るのは負け」だと思わずに、素直に謝りましょう。

自分の非を認めることができる人間は弱い負け犬なんかではありません。強い大人です。強い人間になって、自分の過ちと向き合いましょう。

ただし、自分は悪いと思っていないけれど、自分が折れたら丸く収まる、という理由で折れるのはNG。「私は悪くないのに」という気持ちがくすぶって、しこりになって残る可能性が考えられます。

 

恋人との上手な喧嘩のコツ4 「相手の立場に立つ」姿勢をお互いが学ぶ


喧嘩をしているとき、お互いが「正しいのは自分。間違っているのは相手」だと思っています。そう思い込んでしまっていると、話し合いは平行線になり、喧嘩は長引き、ふたりの間に「本当に、この人は何もわかっていない」という諦めのムードが漂うことになります。

ふたりは違う人間なのですから、お互いの言っていることに100%共感できたり、賛成できたりするはずもありません。ですから、「相手の立場にたって考える」という想像力が必要になってきます。「相手の立場にたって考える」ことは、一方だけが行なっているのは健全ではありません。

たとえばあなたと彼氏が喧嘩をしていて、いつもあなただけが彼の立場にたって、彼は自分の我を通す、という状態では、不公平感が生まれてしまいます。そういった不公平感を生まないためには、カップル間で、「喧嘩になったら相手の立場や考え方について想像すること。相手の言い分を遮らずに、最後まで話を聞くこと」を取り決めておくとよいでしょう。

言葉足らずだったり、自分の考えを盲信して相手の考えを否定したいがために聞く耳を持たなかったりする自覚がある人ほど、「相手の立場に立つ姿勢」を心がける必要があります。

 

恋人との上手な喧嘩のコツ5 喧嘩の原因から目を逸らさない


喧嘩が絶えないカップルの場合、同じ理由で何度も喧嘩している可能性があります。激しい言い合いをしてうっぷんを晴らしたつもりでも、問題の根本が解決していない場合、喧嘩は再燃してしまいます。繰り返し喧嘩をする場合は根本的な問題から目をそらさず、じっくり話し合い、解決する方法を探っていく必要があるでしょう。

ふたりで解決できない場合は、その道の専門の専門家(家事でもめているなら、家事代行に頼むなど)に相談するか、第三者(信頼できる知人やカップルカウンセラーなど)に間に入ってもらい話し合う、というのも一案です。

 

喧嘩を乗り越え、ふたりの絆を深めよう


恋人とはいつもラブラブでいたいものですが、ふたりの距離が近づけば近くほど、ラブラブなだけのカップルからは遠ざかっていきます。一緒にいる時間が長くなったり、同棲し始めたりしたら、「この人とは合わない」と感じることや、喧嘩も増えていくでしょう。

ですが、喧嘩をすることは悪いことではありません。喧嘩をしている時間は不快かもしれませんが、その喧嘩を乗り越えたからこそ、より深い絆が生まれたとか、相手のことをより深く知ることができた、ということはよくあることです。

パートナーとより理解しあえる関係を築きたいなら、喧嘩を恐れず、自分の気持ちを素直に相手に伝えていく必要があるのです。

 

この記事を書いた人:

今来今

編集者を経て複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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