伊豆箱根鉄道「秘蔵の一枚を」 沿線写真募集もコロナ考慮

伊豆箱根鉄道・大雄山線

 伊豆箱根鉄道は、同社2021年カレンダーに掲載する「大雄山線」(小田原─大雄山)と「駿豆線」(三島─修善寺)の2路線の沿線写真を募集している。例年直近1~2年の作品を募集してきたが、今年は新型コロナウイルスによる外出自粛などを受け、開業以降のさまざまな時代の写真を対象にした。

 駿豆線開業の1898年から今年3月末までに、両線車両と四季 折々の沿線風景を写した作品が対象。カラーとモノクロの両方を受け付ける。入選作品は、10月に発売予定の2021年カレンダーに採用される。

 同社は17年に創立100周年や18年に駿豆線開業120周年を迎えるなど17~20年を「アニバーサリーイヤー」としてイベントを展開。今年はその最後の年に当たることや新型コロナの影響も考え、同社の歴史や時代の移り変わりが感じられる作品を募集することにした。同社は「秘蔵の写真をぜひ寄せてほしい」と話している。

 応募締め切りは7月31日。郵送で申し込む。募集要項は同社ホームページで。問い合わせは同社運輸課電話055(977)1207。

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