北海道と沖縄 高温に関する早期天候情報

 北海道は先週(7/6~12)、全域で気温が平年より高かった。向こう3日間程度は平年並みの気温が予想されるが、その後は暖かい空気が入りやすいため、高い日が多い見込み。特に、19日(日)ごろからの5日間ほどは、気温がかなり高くなる可能性があるとして、札幌管区気象台は「高温に関する早期天候情報」を発表した。北海道では農作物や家畜の管理、熱中症対策等の健康管理に注意が必要となりそうだ。

 また、沖縄では梅雨明けの発表があった先月12日(金)以降、連日のように「高温注意情報」が発表されている。特に、八重山地方では6月13日(土)と7月2日(木)を除き、大半の日に発表されている状況で、八重山郡波照間で7月11日(土)には観測史上1タイとなる34.8℃を観測した。きょう13日は、那覇で34.1℃まで上がり(午後2時半まで)、今年一番の厳しい暑さとなっている。

13日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 沖縄は、今後2週間、暖かい空気に覆わやすく、気温の高い状態が続く見込み。特に、19日(日)ごろからの5日間ほどは、かなりの高温となる可能性がある。このため、沖縄気象台は「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物や健康管理等に十分注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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