地域に流れる涼やかな川

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暑さの厳しい夏。身近な自然で涼を感じてみませんか?川のせせらぎを聞き、水の動きを眺めてリラックス。今月は木陰が多い公園の中を散策しながら見ることのできる川を紹介します。出掛ける際はしっかりと熱中症対策を行ってくださいね!
※新型コロナウイルス感染症の対策により、川遊びなどでの密集を避けるため一部閉鎖されているエリアなどがありますのでご了承ください。

■精進川(しょうじんがわ)
◇自然な姿に戻った小川
都市化により元は柵や護岸で囲われていた精進河畔公園内の川は、自然な景観を目指して再整備され、平成16年に穏やかに蛇行する現在の姿に生まれ変わりました。

◇名前の由来は滝にあり!
アイヌ語で「オ・ソ・ウシ(川尻に・滝がある・ところ)」と呼ばれていたのが「お精進川」となり現在の名前になったと言われています。

◇昨年のヤマメの稚魚放流の様子
毎年春、この川へ放流されるヤマメの稚魚は、2年後の秋、サクラマスとなって戻ってきます。
大きくなって帰ってきてね!

・精進河畔公園(平岸1条16丁目)内を流れる様子
「木々に囲まれた静かな空間で聞く水の音が心地良いね…」

■吉田川(よしだがわ)
◇水田作りに大きく貢献!
明治時代に吉田善太郎(よしだぜんたろう)が厚別川から取水し、用水路を完成させたのがこの川の始まりです。この用水路のおかげで200ヘクタール以上もの水田ができ、地域では米作りが盛んになりました。

◇環境整備でより身近に
北野通上流160メートルの区域は、平成20年度に整備され、生き物の生息環境を守りながら、川に親しめる場所となっています。

・水辺に近づける親水ゾーンは石を伝って対岸にも渡れます
・人の手を加えずに自然の状態を残している保全ゾーン

・吉田川公園(月寒東3条19丁目)に沿って流れる様子
「豊平区と清田区の境を流れているんだね!」

■望月寒川(もつきさむがわ)
◇「ぼう」でも「もち」でもありません
アイヌ語で「モ・チキサ・プ」と呼ばれていたのが由来と言われています。「モ」は小さいと言う意味で、月寒川の支流であることを指しています。

◇池の水も実は…
月寒公園内にあるボート池は、公園内を流れる望月寒川の水を導いてためられています。

・月寒公園(美園11条8丁目)内を流れる様子
・マガモが川や池で休んでいる姿も楽しめます!
「川を活用したとてもきれいな景観が楽しめるよ!」

■うらうちない川(がわ)
◇昔の呼び名は「暴れ川」!?
昔から自然豊かで多くの人々に親しまれていましたが、雨が降ると「暴れ川」と呼ばれるほど水害が起こりやすかったそうです。

◇変わった名前はどこから?
アイヌ語で「ウライ・ウシ・ナイ(梁(やな)の多い川)」と呼ばれていたのが由来と言われています。
※梁とは魚を取る大きな仕掛けのこと

・福住小川公園(福住2条2丁目)内を流れる様子
「川の周りが面白い形に整備されているね!」