夕張、模擬坑道は「再開可能」

昨年火災の石炭博物館

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火災で閉鎖後、初めて公開された石炭博物館の模擬坑道=13日午後、北海道夕張市

 北海道夕張市は13日、昨年4月に火災が発生して閉鎖している、石炭博物館の模擬坑道の見学再開に向けた課題などを協議する有識者会議を開いた。終了後、室蘭工業大の板倉賢一特任教授は「思った以上に傷んでいない。やり方次第で再開は可能ではないか」との見解を示した。市は会議の議論を踏まえ、今後見学を再開するか方向性を打ち出す。

 会議は非公開で、被害状況などを話し合った。会議に先立ち、坑道の入り口から20mと、出口から100mの、全体の約3分の2の区間を報道陣に公開。アーチ状の鉄骨の間を埋める細い木材が焼け焦げて地面に散らばり、坑内の電気などの配線が溶け落ちていた。