足柄峠~金時山の登山道、大雨で一部崩落 現地を通行止め

金時山山頂に設置された標柱

 神奈川県南足柄市の地蔵堂から足柄峠を経由して箱根町の金時山に向かう登山道「足柄峠・金時山コ-ス」の一部が大雨の影響で崩落しているのが12日、見つかった。

 市や静岡県小山町によると、山頂の約150メートル手前の地点から約100メートルにわたり斜面が崩落し、登山道にある金属製の階段12カ所のうち3カ所が流出した。両市町は同日、同コ-スを通行止めにした。

 また、夕日の滝から金時山に向かう「金太郎コ-ス」は、昨秋の台風19号の被害で通行止めが続いている。市は、金時山に登る際は、他の登山道を利用するよう呼び掛けている。

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