【新型コロナ】13日神奈川県内、男女17人感染確認 経路不明は12人

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で13日、新たに10~90代の男女17人の感染が確認された。うち12人が感染経路不明という。

 相模原市では、50代の会社員の父親と10代の高校生の娘の感染が明らかになった。市によると娘は県立高校に通っており、症状が出る10日まで登校していた。2人とも経路不明で、保健所が濃厚接触者の確認を進めている。

 横浜市は20~50代の男女5人の感染を発表した。経路不明は2人で、うち20代女性看護師は市内の病院に勤務。市が濃厚接触者を調べている。東京都内の職場で陽性者と接触したという女性会社員や、都内居住の感染した長女に会った母親と妹の感染も確認された。

 川崎市では20~40代の男性3人の感染が判明し、いずれも経路不明という。

 このほか、山北町で初めて1人の感染が確認された。県によると、90代女性で経路は調査中。10日に肺炎の疑いで入院し、酸素吸入が必要な中等症という。

 一方、12日は10歳未満~80代の男女24人の感染が判明。横浜市では市立小学校に勤務する50代女性教諭の感染が明らかになり、同小は13日を臨時休校とした。

© 株式会社神奈川新聞社