打倒N-BOXなるか? スペーシアがここに来て大健闘のなぞ

スズキ 新型スペーシアカスタム”HYBRID XS TURBO”

スズキらしいさ満点! 本当に必要な装備だけ搭載

2017年に2代目にモデルチェンジをしたスズキ スペーシアは全車マイルドハイブリッドを採用。N-BOXを倒すべく、衝突被害軽減ブレーキはもちろん後退時ブレーキサポートなど、先進安全装備を充実させた。N-BOXやタントの上級グレードに用意されているACC(アダプティブクルーズコントロール)の設定はないものの、必要にして十分の内容だ

ライバルはノーマル顔とカスタムモデルを用意しているなか、唯一ノーマルとカスタム、さらにギアというSUV風のモデル3つをラインアップ。最近は猫も杓子もSUVの時代、それだけにスーパーハイトワゴンにはSUV風のモデルを追加したことが大きな追い風地なった模様だ。

ちなみに2020年6月の販売台数を見てみると、N-BOXは1万5557台、スペーシアが1万2072台とその差はほぼ僅差。近い将来、軽自動車ナンバー1になる日もそう遠くなさそうだ。

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スペーシア、スペーシアカスタム、スペーシアギアのインパネは基本的には同じ。異なるのは、エアコンの吹き出しの色やシートの色が異なる程度だ
スペーシアで注目したいのは、後席ようのサーキュレーターだ。コレは後席にも涼しい風を送り込むための装備で、デイズやeKスペースシリーズには用意されているものの、タントやN-BOXにはない装備だ。

【筆者:MOTA編集部】

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