ホタルイカ漁 陸上で体験 水橋、イベント用にミニ網導入 

©株式会社北日本新聞社

ミニチュアマント網の楽しみ方を確認する組合員ら

 富山の魚や漁師の仕事に関心を持ってもらおうと、水橋漁民合同組合(安倍久智組合長)が、ホタルイカ定置網漁を疑似体験できるミニチュアの「マント網」を導入した。各種イベントや出前授業などで展示する予定。13日に富山市の水橋漁港で組み立て、使い方を確認した。(松岡仁志)

 富山湾のホタルイカはマント網と呼ばれる定置網で漁獲される。ミニチュアは縦約15メートル、横約10メートル、高さ約1.5メートルで、実物の38分の1の大きさ。垣網や袖網といったマント網を構成する部分を鉄製ポールで支え、実際の漁に用いる網を一部使って再現している。

 見学者はミニチュアの中を通り、マント網の仕組みを学ぶ。ホタルイカがたまる囲い網部分には漁船の模型が設置され、漁師役となって漁体験を楽しめる。

 8月に体験ツアーを行う。8日は地元向けの「水橋漁師文化を学ぶ体験ツアー」、9、10の両日は主に県外から募集する「自然の恵みを繋(つな)ぐお仕事をしよう!」で、いずれもウェブなどで申し込みを受け付けている。

 安倍組合長は「子どもたちに見てもらい、漁業の担い手不足や魚離れの解消に役立てばうれしい。要望があれば、どこでも展示したい」と話している。

水橋漁民合同組合が導入したミニチュアマント網