長江の堤防を守る河川巡視員 安徽省東至県

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長江の堤防を守る河川巡視員 安徽省東至県

 10日、東至県勝利鎮の長江堤防の外側で長江の増水により浸水した低地。(合肥=新華社記者/劉方強)

 【新華社合肥7月14日】中国安徽省東至(とうじ)県勝利鎮では、継続する大雨により同鎮区間を流れる長江の水位が連日上昇し、河川の状況が刻一刻と変化している。12日の水位は19.22メートルと警戒水位を2.72メートル超過。水害の危険が高まっている。

 同鎮瓦壟(がろう)村は長江に面しており、500メートルほどの堤防がある。

 同村で河川巡視員を務める胡明哲(こ・めいてつ)さんは「6人で堤防を巡視している。3人一組の2交代制で、24時間誰かが堤防にいるようにしている」と説明する。

長江の堤防を守る河川巡視員 安徽省東至県

 10日、東至県勝利鎮の長江堤防に設置された河川監視用のテント。(合肥=新華社記者/劉方強)

 12日は午後8時から翌日午前8時までの当番についた。規定に従い3時間ごとに堤防を巡回。往復1キロ、少なくとも30分かかる距離を歩き、堤防ののり面に浸透やパイピング、亀裂などがないかを確認した。

 安徽省南部にあり江西省と境を接する東至県は、長江の中下流部南岸に位置する。同県共産党委員会の李明月(り・めいげつ)書記によると、県内には85キロにわたる長江沿岸線があり、うち52.5キロに堤防が築かれている。

長江の堤防を守る河川巡視員 安徽省東至県

 10日、東至県勝利鎮の長江堤防を巡回する河川巡視員の胡明哲(こ・めいてつ)さん。浸透やパイピング、亀裂などがないかを確認している。(合肥=新華社記者/劉方強)

 同県水利局の楊善勇(よう・ぜんゆう)局長によると、長江の堤防には規定に従い1キロごとに10人の巡視員が割り当てられている。県全体で約500人余りが昼夜を問わず堤防の監視に当たっているという。(記者/劉方強、陳諾)